車中泊車改造01:NV200購入

NISSAN NV200 (日産バネット)購入

昨年NISSAN NV200 (日産バネット)2015年を購入しました。(上の写真)

購入した理由なのですが、今まで使っていたToyota Matrixを事故で無くしてしまったのです。 (下の写真=これは事故の写真ではありません)2007年版なので16年間使って来ていた愛車です。

Toyota Matrix は車中泊に使える

Toyota Matrix は普通乗用車なのでロサンゼルスの都市部でも使え、かつ後部座席が完全にフラットになるのです。ですから車中泊旅行用にも使えとても便利に愛用していました。

しかも前倒しできる助手席を利用すると大きなテーブルを作ることができます。

そのテーブルを利用して小さな車内でも料理をすることができました。

こんな便利な車はなかなか無いのです。ですから大好きで利用しており使えなくなるまで使いつぶすつもりだったのです。

でもそれも過去のものになってしまいました。使用期間16年、走行距離は約11万マイル。

しかし嬉しかったことはなんと廃車の査定価格が2007年に購入した価格の約50%とされ購入価格の約半分の金額が保険会社から支払われてきました。これは愕きでとても嬉しかったです。きっと私が大切に使ってきたことが査定者にも分かったのだと思います。

Nissan NV200 (日産バネット)

新しく購入した日産車なのですが事故の翌日に現金で買いました。理由なのですが事故の翌週の週末から2週間の旅行の予定があり、既に仕事先にもその予定期間を通知していたのです。

レンタカー会社に電話をしても誰も出て来なくてただ案内メッセージが流れるだけ。それに車中泊旅行にぴったりのレンタカーなどなかなかないのです。そこでこれは買うしかないと結論に至りました。どんな車にしたいかという考えはずっと前からあったので迷いはありませんでした。日産のNV200か、ホンダエレメントか、または同じトヨタマトリックスです。

しかし車中泊旅行に一番ぴったりで手頃な車は日産NV200です。理由はこれは商用車であり後部空間が車中泊に利用できる大きな広さがあるからです。売りに出ている車をネットで慌ただしくしらべ売り主に連絡して見に行きました。NV200の場合どうしても外せない条件は後ろの窓があることと運転席と貨物部に金属の仕切りが無いことです。

後ろの窓はバックミラーで後ろにどんな車がきているのか見たいこと。この手の商用バンは半分ぐらいは後ろの窓がない車があります。私にとってバックミラーで後ろが見えないのは恐怖でしかありません。

また商用のバンは時々後ろの倉庫部分が運転席と完全に分離されており金属の衝立があって車内で後ろに移動できないものがあるのです。衝立をわざわざ取り外すという面倒なことはしたくないので最初から無いものが良かったのです。

車の状態

車の状態ははっきり言ってあまりよくありませんでした。私ぐらい気を付けて物を取り扱う人はなかなかいません。話は飛びますが旅行鞄の上に座る人がいますがそんなことをしていたら取り付け車輪が壊れやすくなりますよ。そこまで考えている人はあまりいないのです。

購入した車の中はあちこちにぶつけた瑕や凹みがありました。しかもさらに後でわかったことですが定期的なメンテナンスをずっとしていなかったようで日産のディーラーからエンジンオイル等の6つの定期的入れ替えが必要と言われその費用1200ドルと言われました。

その上買ったのが中古車が超値上がりしてほんの少しだけ下がった2023年の夏です。もし2019年に同じ状態の車を買ったら多分4000ドルぐらい安く買うことができのではないかと思います。しかし当時は古い車を使いつぶすつもりでいましたし、将来このようなことになるとは思ってもいませんでした。将来は見えないので後から考えてもどうしようもないのです。

車庫に車が入らない

そういうわけで事故の翌日の日曜日一日を使って車を買って帰って来て車が車庫に入らないことを発見。車の大きさまで考えていなかった!  約3インチ程車高が高すぎるのです。車の事故で落ち込んでいた後でさらに絶望しました。

それでもとりあえず予定していた二週間の旅行に行きました。

旅行から帰って来た後2-3週間別の車を買う選択について考えました。しかしホンダエレメントも古いので売りに出ている車自体を見つけるのが難しいこと。その車も車庫に入るかどうか定かでない。後部座席を取り外す必要がある。それをするのは面倒。他のSUV車についても同じで座席をいくつか取り外す必要があり、かつホンダエレメントぐらい車内の高さがある車自体が少ないのです。


上の左NV200、右ホンダエレメント

結局市の路上駐車許可が一年20ドルと格安であることが判明。しかも私が住んでいる地域は割と安全な地域なので多分盗まれる可能性は少ないだろうと思いました。将来はどうなるかわからないがとりあえずはこの車で何年間かは車中泊旅行を楽しむことにしました。

この車の利点は駐車スペースが普通の乗用車と変わらないので駐車場を探すのが難しくないこと。後部の空間が広くて車中泊に最適であること。これ以上私の目的にあった車はないだろうと思ったのです。

最初の車中泊旅行

この車を買った翌週は2週間の旅行が予定されていました。その時はまず貨物スペースにカーペットを敷き私の車庫の中で長い間放置されていた木のテーブルを置きました。その中に前の車で使っていたマットレス等寝具、冷蔵庫、調理用品等必要品をとりあえず全て入れて旅行に出かけました。

全てカーペットの上に置いてお座り車中泊なのですが、天井までの空間がかなりあります。一番底の空間しか使っていないことになります。これを二段式にして下部を収納場所にすれば車内空間を有効に利用できます。

そういうわけでこれからどのように車中泊仕様に改造していったか書き連ねてゆきます。

乞うご期待

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