車中泊車改造03:車中泊車デザイン

日産バネットを買ったあと車中泊車用の内部デザインを考えました

車中泊用ベッドのデザイン

こちらが車中泊車として利用したい日産バネットの車内です。

アメリカの車中泊車改造の動画でよくあるデザインがこちらのようなものです。長く細く伸びたベッドソファーを引き出して全開するデザインです。

私が欲しかったのは縦が短く縦に引き延ばすデザインです。理由は一般的な上のデザインだと室内がベッドで占領されてしまいます。私は室内の一部を何もない広い空間にしたかったのです。

中国製品のベッド

そこでネットで調べて自分の希望に一番近いこのような製品を見つけました。

値段も格安でこれなら気軽に払えるわと思ったのですが、詳しく調べてみるとなんと中国から発送するようなのです。えぇ~!という感じでした。一体運賃はいくらかかるのか。もしかして発展途上国待遇の$800までの商品の発送料無料がこれに適応されるのか。いろいろ考えてしまいました。

デザインは参考になりましたが結局中国製の製品を買うより多少高くてもアメリカ国内の製品を買いたいという結論に至りました。

上記のデザインを改良

次に考えたことは上記のデザインを少し改良して下に倉庫を内蔵するものです。ベッド枠の下にプラスチックの箱を置くよりすっきりして無駄な空間がなくなります。

前と後ろから開ける二つの収納棚を作ります。後ろ側は外から取り出すもの、手前側は内部から取り出すようにします。下が平面図です。

便利屋さん(ハンディマン)

上のデザインを考えたぐらいで車購入から既に3か月ぐらい経過していました。そろそろ誰に仕事を頼むか大工さんを探さなければなりません。そこで craigslist という全米規模の新聞広告のようなサイトのロサンゼルス地区版でハンディマン(便利屋さん)を探しました。

一人見つけて連絡したのですが、ミーティングの約束を三回も引き延ばしされました。4回目の時に3日後にしたいと言ってきた時には「それならいらない Bye」と言うと、「今から行く」と言って2時間以内に飛んで来たのですが、もう見限っていました。その後彼が見積もりを提出して来たのですが、既に嫌になっていたので無視。

後で知人にこのことを話すとそれは良い判断だ。自分は仕事をし終えないまま途中で来なくなったハンディマンの事を知っていると言われました。

隣人に経緯を話すと彼の知っている人を紹介してくれました。すぐ近所に住んでいる人です。その人はすぐに来てくれて話はしたのですが、その当時はデザインにイマイチ納得できていなかったのです。もう少し単純なデザインにできないかと。

そうこうしているうちに彼の仕事が決まったようでこれから数か月間忙しくなると言われました。その頃は既に秋から冬にかけてで車中泊旅行をするにしても来年の春以降の気候が良くなってからになるはずです。車中泊改造の事は特に急いでもなく気にかけてもいませんでした。

シンプルなデザインを再考

その後ベッドのデザインを熟考しました。そしてできたのがこちらのデザインです。

アメリカで昔からよくある引き延ばしできるテーブルからヒントを得たデザインでテーブルの引き伸ばしする部分の板片を下に収納するタイプです。これだと最初のデザインより簡単な構造になります。下が平面図です。

キャビネット

車中泊車に改造するにあたってベッドだけでなくキャビネットも欲しいのですよね。この窓の空間の凹んだ部分を利用して小さな棚を作りたいのです。

そこで考えたのがこちらです。小さな棚には果物やスナック菓子や調味料等を置きます。

そしてお気に入りの木のテーブルを配置した場合はこのようになります。

このデザインになった頃は既に車を買って6か月は過ぎていました。そしてデザインがずいぶん変わっていったので最初のハンディマンにしなくて本当に良かったと思ったりしていました。

続く

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