車中泊車改造03:車中泊車デザイン http://kirohan.com/2024/08/01/post-19997/
の続きです。
断熱材の購入
日産バネットの車中泊用の大体のデザインは考えたのですがハンディマンの予定がどうなるか分からない。しかし自分でできることはできるだけ自分でしてハンディマンに賃金を払って仕事をしてもらう割合を減らしたいと思っていました。そういう訳でハンディマンの予定が決まるのを待っている間に天井の断熱処理を自分でしたいと思いました。これなら大きな大工道具も必要なくて自分でできます。
そこで一番先に買ったのが断熱材です。アマゾンで買ったのですがどれが良いのか分からず1/4inchx18ft を2個、3mm x 25ftを一個買いました。天井と床の両方に使う予定です。
一つは少し安いのですがアルミホイルが片面にしかついていません。しかし厚いです。もう一つは高いのですが両面にアルミホイルが付いています。しかし厚さは片面だけのものに比べて薄いのです。実は実際に見て注文したわけでもないので製品が来るまでどんな感じなのかよくわかっていませんでした。ですからどちらを注文すれば良いか自体も不確かままま注文しました。
もう一つ買ったのはアルミニウムテープです。
これがアルミニウム素材には一番相性が良いのではないかと思ったからです。
スコッチテープ強力版も買いました。これは二種類の断熱材を重ねて合わせて端をテープで止め一枚の厚い断熱材にするために使いました。いろんな用途で使える便利なテープです。
これが実際に来た製品です。
製品の両方を見てこの二つを重ね合わせて厚くして使うことにしました。
断熱材張り付けの計画
上記が素材の使用計画です。バンの床は48インチx84インチ(7フィート)でした。24インチ(2フィート)の断熱材を横に二つ並べ、二つの縦の長さを84インチ(7フィート)に揃えばよいのです。床は合計14フィート必要です。天井の断熱面積は床より少し少なく合計8フィート必要になります。床と天井を合わせて22フィート必要です。
無駄を全くしないのでしたら断熱材は合計で22フィートです。しかし切るのを失敗する可能性もあり他の用途にも使う予定だったので長さは余裕を持って買いました。
また二つの少し違う製品は(X)のように二枚を重ね合わせて一枚にして使うことで厚さを確保してさらに断熱性を増やすようにしました。赤と水色の面はアルミニウムの断熱面です。
断熱材を取り付ける
今回の説明は天井の断熱の説明です。残念ながら何もない状態の天井の全体を写した写真が見つかりませんでした。天井だけの写真を撮らなかったのかも、、残念。天井は4つに分かれており、前から13インチ、11インチ、15インチ、9インチでした。そしてその間は梁で分離されていました。
それぞれの長さに切って梁の間に詰めて行きました。後でわかったコツですが両端の長さがギリギリきついぐらいにした方が良いです。きついとテープで止めなくても短期間は梁の間に挟んでいるだけでも落ちません。幅が短いと簡単に落ちます。
止め方はアルミホイルのテープを半分に折って裏紙を剥がし、半分だけを断熱材に貼りつけ、残りの裏紙は梁に置いた後で剝がします。
下の写真の右の方は一時的な設置で左は完成状態です。
断熱材設置の完了
という訳で一応完成したのがこれです。銀色のアルミホイルでギンギン状態です。
磁石を布で囲む
最初に考えたのはボヘミアン風の布を磁石を使って貼りつけギンギンのアルミニウムを隠すやり方です。ボヘミアンいいんじゃないと思ったわけです。
磁石の端が金属製なので車内の鉄の塗装部分を傷つけるのを避けるため結構な時間を掛けて磁石を布でくるみました。こんなことは私は得意です。でも時間がかかるのが難点です。
デザインの変更
数か月上記のボヘミアンスタイルにしていたのですが困ったことになりました。重力の関係で布がだらりと落ちてきてみっともなくなってしまったのです。もっとすっきり綺麗にしたいと思うようになってきました。
Youtube で公開されている沢山の車中泊改造車動画を見ると木の板で天井を綺麗に仕上げている人達もいます。しかし木の板は結構重量があることと木板を綺麗に切る道具も持っていないのです。重量が増えれば車の燃費も悪くなります。
そこでかなり頭を使って考えた末段ボール板と壁紙を使って天井をやり直すことにしました。
しかし広くて汚れのない段ボール板を探すのは難しいのでこれもアマゾンで注文しました。
上記の製品を注文したのですが今見ると値段が6ドルも高くなっています。
こちらが届いた段ボール板ですが、端がよれていました。
天井の横幅が48インチなのですね。しかし端の方がよれているので実質45インチぐらいしか使うことができません。そこでその分は前から後ろに伸びる一直線に板を切って綺麗に揃えました。黄色い部分が短さを補正する一直線の段ボール板です。
これが段ボール板を張り終えた状態です。
白い壁紙を貼る
壁紙の色はいろいろと面白い柄も考えたのですが結局白にしました。
白の方が失敗が目立たず無難だからです。
完成した状態
こちらが壁紙を張って出来上がった状態です。壁紙の上は頑丈な断熱材が設置されています。これで炎天下や寒い日の気候にも少し楽に対応できます。我ながらよく頑張りました。
壁紙を張っている時の様子です。暑いので扇風機を回して作業しました。
続く