トランプ疑惑08:Rストーンの逮捕

トランプ疑惑07:下院議長 ぺロシ    の続きです。

ロジャー・ストーンの逮捕

ロジャー・ストーンはポール・マナフォートと同じようにワシントンの政界で長年政治コンサルタントやロビー活動をして生活している政治屋です。トランプとの関係は長く、10年以上前に一度トランプが大統領候補として立った時にいろんなアドバイスをしたようです。彼の夢はキングメーカーになること。トランプを大統領にしたかったようです。

彼は2016年の大統領選の最初の方でトランプの選挙陣営から離れています。そのためミューラーが捜査しているロシアの選挙戦介入にはあまり関わっていないのではないかと言われていました。彼自身も全く関係ないと言っていました。しかし1月の終りに逮捕されました。

FBI の乗り込み

彼が逮捕された時の様子は張り込みをしていたCNNのカメラマンがとらえています。20数名のFBIの捜査官がまるでマフィアの巣窟に乗り込むような重々しい重装備で彼のフロリダの邸宅に乗り込んで行きました。まるで映画のようです。

CNNがこの日早朝からロジャー・ストーンの自宅の前に居たのは前日の木曜日の夕方検察局で普段とは違う動きがあったからです。CNNの取材班は次に逮捕されるのは誰だろうかという推測のもとにロジャー・ストーンの自宅の前で張り込みをしていたようです。

そのことは報道者として褒められることだと思うのですがロジャー・ストーンはCNNが現場にいたことについて検察局がCNNに捜査を漏らしたと抗議をしました。しかしこの抗議は全く根拠のないこととして彼の抗議は受理されませんでした。

また彼が「全く犯罪歴、逮捕歴のない60歳代の市民が大げさなこんな扱いをうけるのはおかしい」と抗議したことに対して、ある黒人はテレビで「裕福な白人には信じられないかもしれないが黒人はいつもこのような取り扱いを受けている。平等でいいじゃないか」と言っていました。

この時のFBIの捜査官達はトランプによる連邦政府の閉鎖で一か月給料をもらっておらず無給で働いていました。

ロジャー・ストーンのキャリア

ロジャーストーンは漫画に出てくるようなキャラクターです。20歳の頃ニクソン大統領の選挙運動に関わりニクソンを崇拝しています。そしてニクソン以来ずっと政界関係の仕事をしています。

共和党関係の大統領の仕事もたくさんしてきており悪名が高い割には政治家の顧客に困っていません。 彼は逮捕され後仮釈放された時にこの有名なニクソンのポーズを取りました。

彼のあだ名は「Dirty Trickstar 汚いいかさま師」「Prince of Darkness 闇の王子」「アメリカ政界のゴキブリ」 彼はどうも「ワル」でいることが大好きなようで上記のあだ名も本人は気に入っているようです。背中の首の下にはニクソンの顔写真のタトゥーをしています。

かなりおしゃれでいつも高価そうなスーツを着、普段の服も面白いファッションをしています。ラジオショーも持っているらしく特異なキャラクターとしてアメリカ政界では有名です。

ポール・マナフォートとの関係

彼は若い頃ポール・マナフォートと共に政治コンサルタント会社を運営していました。今回もトランプの選挙陣営にポール・マナフォートを呼び込んだのは彼と言われています。しかしポール・マナフォートはトランプタワーに住んでいたらしく、トランプとマナフォートは全く知らない仲でもなかったようです。

ミューラーの捜査

ロジャーストーンに対するミューラーの捜査の要点は彼がウィキリークスの情報暴露にどれだけ関わっていたかです。ウィキリークスは民主党の email を盗みトランプの対抗馬であるヒラリークリントンに大きなダメージを与えました。彼らがヒラリークリントンを攻撃することでトランプが利益を得たのです。特別検察官はどのようなタイミングで暴露すれば良いかについて相談をしていたのではないか調べています。そして最終的にはトランプ大統領がどれだけロシア関係の工作に関わってきたかについて捜査しているのです。

続く:

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