旅装備19:ソーラーパネルの実験

ソーラーパネルについて書きます。

公表発電能力の半分しか発電できない

売られているソーラーパネルは100ワットとか50ワットの発電ができると書かれて売られています。しかし日常に実際に発電できるのは普通はその約半分の発電量しかないそうです。公表発電能力はどうも計算上最高の条件のもとに最高能力を出せた場合のようです。

今回新しく買ったバッテリーには電気の入力と出力量が計測できるようになっています。そのため初めて現在持っているソーラーパネルがどれぐらいの発電をしているのかわかるようになりました。

発電量の記録

現在所有している50ワットのソーラーパネルで計測をしました。朝7時頃の陽が斜めの時は15ワットぐらい。段々陽が高くなってくると20ワットぐらい。お昼近くなると25ワットぐらい。午後1時頃太陽が真上に来た頃パネルを真正面に来るように置くと27ワットぐらい。午後2時から3時頃の間に最高潮に達した時に33ワットまで一時的に上がったことがあります。

夕方の5-6時頃は真正面にパネルを向けても5ワットから8ワット程度しか出ません。その理由はその時間帯では既に太陽が地球に向けて斜めになっているからだと思います。

ソーラーパネルが100ワットのものだと上記に数字の倍になると考えたら良いと思います。どちらにしても太陽が真上に来た好条件の時に最高で公表発電能力の70%しか出ないということです。

影を落としてみたら、、、

面白いのはパネルの一部に影を落とすと即座に発電量が落ちます。例えば小さな影を一部に落としてもその一部の面積以上の割合で発電量がガクンと落ちます。

4枚あるうちの一つに紙を置いて隠すと場所によって発電量が落ちる割合が大きく違います。パネルの背後にある配線も影響もあるのでしょうか?

一応計算上と言いつつも生産業者のソーラーパネルの作りかたによって出来の良しあしもあるのかもしれません。

充電時間

上記のソーラーパネルで100ワットのバッテリーを充電する場合の時間ですが、朝の7-8時頃から充電を始めるとお昼の3時頃までには大体100%充電できます。

500ワットのバッテリーだと一日で100%充電は無理なようです。2日間かかります。ソーラーパネルが100ワットだと朝から晩まで充電すれば多分1日でなんとかかなると思います。でも一日中ソーラーパネルとバッテリーの前に居て充電状態を眺めているわけにはいきません。

ソーラーパネルを繋げる方法

そこで妙案があるのですが、100ワットのソーラーパネルとこの50ワットのソーラーパネルをつないで充電すると時間を早めることができそうです。100ワットの50%の50ワットと50ワットの50%の25ワットを合わせると75ワットになります。

平均75ワットの電気量で朝から充電すればお昼過ぎには500ワットのバッテリーを100%まで充電できそうか感じがします。

amazon では二つのソーラーパネルを繋ぐためのこんなコードも売られています。

100ワットのソーラーパネル

100ワットのソーラーパネルはどんなものがあるかなと探してみました。持ち運びに不便な大きな一枚のものは最初から念頭にはありません。折り畳み式のものがよいのです。

見つけたものはこれなのです。広い面積の布にソーラーパネルが縫い付けられたような状態になっています。一枚のパネルが小さいので持ち運びには便利です。しかしこの商品の状態だと全体的に布の生地でつながっているのでよれよれです。何かに立てかけるわけにはいかないですよね。必然的に地面に直接置くだけしかなさそうです。

しかし出力ワット数の割合に対して売値は悪くはないようです。

リビューの評価はなかなかよいようです。

現在の所はコーヒーを飲みながらアマゾンを眺めてどうしようかと考えている状態です。

続き:旅装備20:ソーラーパネルと蓄電池05

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