5月のある日ロサンゼルスの北にあるイザベラ湖へ一泊ソロキャンプ旅行に行ってきました。
目次
フリーウェイ 5, 99, 178
イザベラ湖に行くにはロサンゼルスからはフリーウェイの5番、99番、178番を利用します。
下の写真は5番。5番は山を越えてゆきます。
99番は山を降りたあと平野を通ります。
これが178番です。山間を流れているケーン側の隣の道を通ってゆきます。
注:写真はどれもフリーウェイの中で一番綺麗に見える所ばかり見せています。
今回ここに来た理由は以前にセコイヤ国立公園に行った時の帰り道に通り、この山間の道が素敵でもう一度来たいと思っていたからです。
イザベラ湖町
山間の道を40分程走った後、しばらくして見えてきたのがレイクイザベラ。ここでガソリンを給油しました。小さな町でのんびりした感じです。
ガソリンの後はスーパーマーケットの中をぐるりと回ってみました。小さなスーパーでしたがあまり変わり映えしませんでした。その地域独特のものを求めていたのですが他のスーパーとの違いをあまり感じませんでした。
イザベラ湖の地図
上のマーケットの写真はこの写真の1の場所です。
マーケットの後は湖の周りを半周。上の地図の下から右、そして左に行きます。理由は湖の周りにいくつかの無料のキャンプ場があるからです。ネットで見つけいたキャンプ場は3と4の場所です。
湖の周りをドライブ
湖の周りをドライブしていたら馬の牧場がありました。広々とした場所でのんびりと草を食べていました。とても緑が多く水もあり馬たちにとっては最高の環境だと思います。(2)の地点
水辺の近くの植生はこんな感じ。やはり水辺ともなると緑が綺麗です。
北岸のキャンプ場 (3)
北側の直線の道をドライブしていると見えてきたのが3の地点にあるキャンプ場。
標識を見ると最長で14日間無料でキャンプできると書いています。
しかし誰もいませんでした。寂しい。。。
北岸のキャンプ場 (4)
次に行ったのが地図の4のキャンプ場。湖の真ん前で風景はなかなか良い場所です。
ここはトイレはあります。しかし料金が要るのか許可が要るのか詳しく書いていなくて良く分かりません。ボート等水遊びをする場合は許可がいるようです。ネットでは無料だと書いていたのですが表示があいまいでよくわかりません。
しかも見渡しても水際に一台RVが駐車しているだけで他に誰もいません。
風景はなかなか素敵です。
左側の岸辺は植生が豊かです。
湖を眺めながら昼食
この頃になると既に昼食時。家から持ってきた材料で昼食を作ることにします。
料理は最近の定番の焼きそば。作り方なのですがベーコン二切れを8等分に切って炒めます。家で切ってきました。油を少しキッチンペーパーで除去したあと切ったキャベツを投入。少し炒めた後、焼きそばの麺を上に置きます。そしてソースを振りかけ蓋をします。蓋をすることで野菜と焼きそばが蒸され柔らかくなります。柔らかくなりすぎない時点で箸を使ってほぐします。最後に細く切った緑のネギを入れて軽くかき混ぜます。さらに盛りつけた後で紅ショウガを添えます。今回は紅ショウガを忘れたので紅はありません。
昼食が終わった後はスプレーで水を振りかけキッチンペーパーで汚れを取り除きます。スプレーを使うとあまり水を使わなくても綺麗に後かたずけができます。
湖を眺めてのんびりと食事をして過ごす。。。。
しかしここでキャンプをするかどうか決心がつきません。
中国人の観光客
食事が終わったあと綺麗に片付けて湖の周りの散策をもっとすることにしました。とりあえず最初のキャンプ場にもう一度行って見て誰か来ているかどうかをチェックすることにします。新しく人が来て状況が変わっていればそれなりの決断ができます。
最初のキャンプ場に戻って写真を撮っていたら数分もしないうちに一台の車がやって来ました。ヒュンダイの赤い車。車から出てきたのが中国人の観光客らしき家族連れ。この若い男性と年配の人達三人です。
話を聞いてみるとヒュンダイ車はレンタカーで彼の両親とおばあさんの4人で中国からアメリカへ10日間ぐらいの旅行に来ているのだそう。英語がとても上手なので理由を聞いてみると彼はアメリカ東部の州に約3年間留学していたのだそうです。
そしてとても立派なキャノンのカメラを持っています。聞いてみるとカメラが好きでキャノンのカメラセットに全部で2万ドルぐらいかけたそうです。はぁ~、約200万円! 日本のお客様ではありませんか。数か月前に両親は日本旅行もしており日本の街並みがとても綺麗なのが印象に残っていたと言っていました。
彼らはこのあとセコイヤ国立公園に行くのだそうです。
北部の町を探索
最初のキャンプ場を見た後、湖周辺をドライブして一番北側の町にやって来ました。この辺りは割と開けていて小さなロータリー広場があります。レストラン等もありちょっと素敵な小さな町の広場という感じです。
しかしここは確か何年か前に来たことがあります。セコイヤ国立公園に行った後帰り道に立ち寄った場所です。この小さな町の中央広場に見覚えがあります。
綺麗な水草
小さな町の広場を見た後は湖の西岸側をドライブしました。そして行き着いたのがここ。
ここに着いた時に近くを散歩していた女性がもう少し向こう側に行くととても綺麗だよと教えてくれました。彼女は義理の母の看病で毎日大変な生活をしているので息抜きにここに散歩に来たのだそうです。アメリカ人のお嫁さんも大変です。
彼女の教えてもらった通りに細い通りを歩いてゆくと見えてきたのがとても綺麗な水草の生えている場所です。
昔この辺り一帯は町の中心部だったのだそうです。しかし洪水があり町が沈んだので町をもっと上の地域に移動し、ここは自然に放置されているのだそうです。ところどころに家の基礎に作ったと思われるコンクリートの敷地がありました。
絶景。今回の旅で一番のお気に入りです。
コーヒーと夕食
二番目のキャンプ場に戻り夕食を取りました。今回もまたレイクイザベルのマーケットで買ったシナモンロールです。正直このシナモンロールを買ったのはこれで二回目なのです。しかし一度気に入ったらもう一度やってみるのが私流なのでごめんなさい。
今夜のキャンプ場所は。。。
この時点での一番の問題は今夜のキャンプ地です。ここでこのままキャンプをするか非常に悩んでいました。というのは岸辺に駐車されていたこのRVなのですが、人気がないのです。誰もいる様子がありません。かなり不気味です。
他に誰もいないキャンプ場で無人のRVのそばに一人でキャンプするかどうか。それとも全く一人は不安なので先ほど行った小さな町の広場の周辺の住宅地の目立たない場所で車中泊をするかどうしようかとしばらく悩んでいました。
すると6時過ぎに一台の車がやってきてテントを張っているのが見えました。
しばらく様子をみたあとでこの車の近くまで車を運転して挨拶に行きました。すると驚いたことに女性の一人旅です。しかもフランス人の女性!
彼女は最初もっと西側のキャンプ場に行ったのだそうです。ところがそこは料金がかかるのでそこの管理者に無料の所は無いかと聞いたところここが無料だと教えてもらいここに来たのだそうです。(それまでは不確かだったのですが無料で確定です)その時「そこは安全か?」と聞いたら「安全だ」と言われたから来たというのですが、果たして安全の確証は出来るのかどうかわかりません。
この頃はかなりの強風で彼女は一人でテントを張るのに苦戦をしていました。あの木の元でテントを張っていたのは少しでも風を避けるためです。少しテントを張るのを手伝ったのですが、あまり邪魔されたくない様子だったので元の場所に戻り私はここで車中泊をすることに決定。それまで20%ぐらいだった気力が一挙に90%ぐらいに跳ね上がりました。目の前の霧がすっきりと晴れ、あのフランス人女性に大感謝。
その後車の前の窓から対岸の灯りを見ながら車の中でくつろぎ。
夜の星がとても綺麗でした。
続く:CA–Lake Isabella イサベラ湖 2/2
コメント
やはり無料のキャンプ場、いいですよね。 あまり泊り客がいないと、不気味で不安にはなりますけどね。。
最近高知の自然に魅了されたのか、無料であまり人が来なかったキャンプ場を、スノーピークが全面的に協力して、手の入ったステキなキャンプ場に、、。 でもお高いのです。
4320円もかかります。 ですので我が家はもうそこには行きません。
4320円は高い! いくら何でも高すぎますね。
行きたくなくなった気持ちはわかります。
私が出せるとしたらせいぜい1500円までですね。
1000円までなら荒野キャンプでも絶景ならOK.
1500円までなら上記の条件にある程度設備が整っていること。
それ以上出すぐらいだったら別の無料の所を探します。
なんといっても無料は最高です。