DNA検査05:日本人のDNA

このブログを読んでいる人達はほとんどが日本人ですからDNA検査で一番関心があるのは当然日本人のDNAだと思います。DNA検査の結果に興味を持ってしばらく調べた私が理解していることを書きます。

日本人のDNA構成

日本人は縄文人と弥生人の混血です。縄文人は氷河時代に日本列島に渡ってきて定住していた人達で沖縄から北海道のアイヌの人達と大体同じDNAを持っています。弥生人は紀元前3世紀頃に大陸から渡ってきた人達です。中国人と朝鮮人と大体同じ遺伝子を持っています。

縄文人の遺伝子はチベット人とも似ていてハプログループのD系統を持っています。弥生人はO系統です。それぞれの細かい違いがたくさんありますがここでそれを専門的に説明するわけではないのでそこは割愛。

日本の外国との交流史

日本列島は大陸とはかなりの距離があり離れていますので気軽には渡航できません。また鎖国時代があったため外国との交流があった時期は実にはっきりしています。古墳時代以前、戦国時代、そして明治以降です。ですから近い近世に外国人の血が入ってきた場合は明治以降の150年間と戦国時代のみです。それ以前の交流は九州地方等一部の限られた場所での地域的なところで交易がおこなわれていた時期だけだと思います。

明治以降の150年間と言えば割と最近です。しかも大都会でない限り一般人は1950年頃までは外国人と交流はほとんど行われていませんでした。ですから日本人のほとんどの人達は高祖父曾祖父世代までの自分の祖先が誰か良く分かっています。高祖父以前は江戸時代ですから鎖国時代です。長崎の出島を除いて外国との交流は全くありません。

日本人のDNA検査の結果

Youtube の動画を探してみても日本人・日系人はDNA結果の発表をしている人はあまりいません。理由は戸籍などしっかりしているため調べる必要を感じない人が多いこと。そして個人情報について懸念している人が多いからだと思いまあす。しかし私がネットで目にしたDNA検査の結果について書きます。

もし家族全員日本人だとわかっていて絶対的な自信がある場合は95%から99%日本人となります。しかし残りの数%は必ずコリアンになります。絶対的な自信というのは祖父母、親戚に外国人が全くいないのがはっきりしている状態です。絶対に100%日本人だと自信を持っていてもこうなります。理由は多分以下の理由だと思います。

  1. 地理的に非常に近い日本人と韓国人が持っている共通の遺伝的因子を人類の歴史文化的な国籍という観念で分けるのが難しい
  2. 住民は認識していないが地理的に近いため一定割合の朝鮮人遺伝子を大昔から保有している地域が日本中に散在する。この場合何年経っても一定割合の朝鮮人遺伝子をその地域の住民は持ち続ける。
  3. DNA検査会社の基本サンプルが偏っていて誤差が生じやすい
  4. DNA検査結果を決定づける検査会社の人の個人的裁量で微妙な違いが出てくる

ネットで見たのDNA検査結果

Youtube で見た二人の日本人のDNA検査結果発表動画を紹介します。

一人はアメリカ人女性と国際結婚している日本人男性(US Japan Fam)。 彼は100%日本人と自信がありました。しかし彼の結果は東アジア人100%、内訳は日本人91.8%、韓国人7.3%、中国人0.7%、0.8その他の西アジア人でした。

もう一人はアメリカで生まれ育った日本人男性 (Joe Titsukawa)。彼の結果は東アジア人100%。その内訳は日本人98.9%、韓国人1.0%、その他の西アジア人0.2%。

ネット掲示板等で見つけたものでは90%以上日本人で残りが韓国人というのがほとんどでした。両親とも伝統のある家系では先祖の来歴もはっきりしている場合が多いですね。しかしそれでも韓国人というのが数パーセント出てきます。他には中国人、中にはヨーロッパ系が1-2%あったので驚いたというのもありました。ヨーロッパ系というなら戦国時代に来ていた南蛮人のDNAが混じっていたのでしょうか?しかし日本人以外の遺伝子が入っている場合はそれが韓国人というのはほとんどです。サンプル数は約10個ぐらいです。少なくてすいません。

私の感想

検査結果で5%前後韓国人と出てくるのが普通ということがわかっていないと混乱をする人達がたくさんいると思います。ユーチューブで「純日本人だと証明するためにDNA検査を受ける」と検査キットを送る前に動画を上げていた人がいます。彼は先祖・親戚がはっきりとわかっていて絶対的な自信があったのだと思います。しかし結果発表の動画はありません。

もう一人は女性のモデルが動画を上げていますが、東アジア人100%の画面をちらっと見せて私は日本人100%と言っています。東アジア人100%の内訳がその次にあるのですが、そちらの方は見せていません。結果はどうだったのでしょうね。

私がこのブログで説明したようなことを検査を受ける本人自身が良く理解していないと困ると思います。またよく分からない人達にその結果を説明するのも大変です。

検査キットの購入方法

アメリカの会社の遺伝子検査キットはネットで買えますが、アメリカの住所でないと買えないようです。また遺伝子検査キットを検査所に送るのもアメリカの住所からでないとダメなようです。しかし結果はEメールで受け取れます。ですからアメリカのDNA検査を受けたい場合は以下の方法なら多分可能です。ただし英語がある程度理解できることが必要です。

  1. アメリカ旅行する前に検査キットをネットで購入。
  2. 検査キットの送り先を滞在予定のホテルの住所にする。
  3. アメリカに滞在中に検査キットをホテルで受け取る。
  4. 検査キットのコードと自分のEmail を検査会社のウェブサイトに登録。
  5. アメリカ滞在中に唾液を検査キットに入れて検査所に送る。
  6. 約6週間後に登録したEmail に検査結果が来る。
  7. ネットで検査結果を見る。

続く:DNA検査06:韓国人のDNA

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