人物05:ティナ・ターナー

ティナ・ターナー、黒人ロックの大スター

私の親戚が昨年クィーンの映画を見て影響を受けクィーンの話題が多いのです。その人はそれまで洋楽などほとんど聞いたことが無い人なのです。それが何かあればクィーンが良い、クィーンの歌は素敵だと言います。う~ん。。。そればっかり。。。

その人は昨年スイスに旅行に行ったこともありスイスの話も時々します。そこでクィーン以外の洋楽のスター、ティナ・ターナー (Tina Turner) について紹介しました。

ティナ・ターナーは1939年にテネシー州の貧しい綿摘みの家庭に生まれました。子供の頃は両親とともに綿摘み仕事をしたこともあるそうです。彼女は子供の頃から教会で歌を歌っていました。11歳の時に母が疾走、13歳の時に父が再婚したために祖父母の元で育ちました。19歳の時に息子を一人出産してシングルマザーになっています。

彼女の生まれた時の名はアナ・メイ・バロックといいます。名前がティナ・ターナーとなったのは20歳代の初めに出会ったバンドリーダー、アイク・ターナーと結婚したからです。彼らはセントルイスを中心としたバンドで活躍。彼女はそのバンドで歌っていました。彼らは音楽的に大成功をしました。しかし彼女の私生活は家庭内暴力で大荒れでした。アイク・ターナーとの結婚生活で彼女は息子を二人出産しています。

この動画の後ろに時々写っている黒人男性がアイクターナーです。

その後1976年にアイク・ターナーと離婚、シングル歌手になり。その後1980年代になって大ブレークをし、名実ともにアメリカの大スターになりました。

優雅な引退生活、宗教

ティナ・ターナーは現在80歳。1995年からスイスに在住、現在はスイス国籍を取ってスイスで引退生活をしています。2013年にドイツ人の音楽業界の重役と結婚してジュネーブの近くのお城のような豪邸に住んでいます。

彼女の人物像として特筆することは1970年代から創価学会の信者です。アメリカの黒人ロックスターが創価学会?と不思議に思うかもしれませんが、彼女はお経をあげている動画もネットで公開しており筋金入り信者です。別に私はそのことについて何も意見はありません。それは事実なのです。彼女はもう精神的に満たされているので何も欲しいものはないとインタビューで述べています。今はもう涅槃の境地に居るのだそうです。

ティナターナーのDNA

彼女の動画をにわかクィーンファンの私の親戚に見せると白人との混血みたいねと言います。

、、、、確かにそう見えます。

黒人の祖先をたどるアメリカの番組に出演した時に企画の一環としてDNA検査をし、その結果を公開しています。彼女のDNA検査の結果は66%黒人で33%白人でした。しかしこれは祖父母のうちの一人が白人だったというのではありません。祖父母の全員が同じぐらいの割合で混血していれば子孫たちは全員同じような割合の混血になります。

彼女自身は祖先は黒人とアメリカ先住民だとずっと信じてきたらしいのです。しかしアメリカ先住民の遺伝子はわずか1%しかありませんでした。これもアフリカ系アメリカ人のよくある家庭内伝承です。

DNA検査03:黒人社会に衝撃 01

DNA検査10:黒人社会に衝撃 03

今回書きたかったのはそれではないのです。ティナ・ターナーの話題が出た後彼女の歌を改めてユーチューブでたくさん見ました。最盛期の彼女はとても魅力的です。エネルギーに満ちていて、長い美脚も素敵です。

特にお気に入りは下の動画。若くて素敵な男性がたくさん出ています。
(おいおい、結局それを言いたかったのかと。。。)

動画:What you get is what you see

歌詞:What you get is what you see

英語の歌詞はこちらのサイトに載っていました。

https://songmeanings.com/songs/view/3530822107858747778/


歌詞の意味(すごい意訳です)

世の中には素敵な男性がたくさんいるわ。
外見が良いのは魅力的でそれは否定しない。
でも目で見えるもの以外何があるの。
私を得たいならそれ以外の何があるか見せてね。

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