三月の終りに花見旅行に行ってきました。
目次
カリフォルニアポピーの大開花
今年の冬は雨が多かったのでカリフォルニアポピーが満開になるのではないかと予想されていました。昨年も同じように冬に雨が多くポピーの大開花が予想されていましたが雨の降り終わるタイミングが良くなかったようで不発。そこで今年こそはとネットでポピーの開花情報をずっと注意していたのです。すると先週末頃からカリフォルニアポピーの大開花が大ニュースになっているのです。待ち望んでいたことなので出かけることにしました。
カリフォルニアポピーの大開花(=super bloom)は過去12年に3回あったそうです。毎年花は咲くのですが普通はつつましく咲きます。大開花(=super bloom)になるのは冬の間の雨の量と降るタイミングに左右されます。
昨年の冬は雨が多くアンテローバレーのフェイスブックを見て開花情報を注意していたのですが開花ニュースがあまり出きませんでした。要するにしょぼかったようなのです。その代わりにフェイスブックにイザベラ湖の写真が上がりました。そこでカリフォルニアポピーの花見のかわりにイザベラ湖に行ってきたのです。CA:Lake Isabella イサベラ湖 1/2
カリフォルニアポピーと言えばアンテロープバレーのことしか念頭になかったのですが、今年のネットのニュースではレイク・エルシノアの方が大きく取り上げられていました。今までアンテロープバレーには3度ぐらい行ったことがあるのです。しかしレイク・エルシノアのカリフォルニアポピーについては知りませんでした。レイク・エルシノアのポピーの花場は平坦すぎるアンテロープバレーに比べて地形に変化があって面白そうです。
そこで勇んで花見にお出かけすることにしました。いざ行かん!
地図、レイク・エルシノア
レイクエルシノアに近づくにつれて霧が深くなってきました。ちょっと不安。
ポピーの山に行くまでが長い
フリーウェイを降りるとこちらの方へと管理人達に誘導されます。
連れて行かれたところが体育館のような場所。ここで一時間半延々と待たされます。
人が多すぎてなかなか処理できない感じなのです。ネットで仕入れた情報ではカリフォルニアポピーが自生しているところの近くに車を停めて歩いてゆくはずだったのですが。。。
しかも料金を10ドル取られバスで連れて行かれました。後でわかったことですが大開花のニュースが流れた後花見客が殺到して深刻な交通渋滞を引き起こし、近隣の住民が大迷惑。市側としては交通渋滞の管理と料金を取ることで一挙両得を得ようとしたようです。
私自身がネットで情報を仕入れて遅ればせながら殺到したうちの一人だったので文句は言えません。情報をもっと早く知っていて一週間早めに行っていればこんなことにはならなかったのです。問題が大きくなってから花見客が多く集まる週末に出かけたのが悪かったのです。
仮設トイレも市側が用意しています。
遊歩道公園
山道を登ってゆきます。この写真を撮った地域はまだまだ入り口のすぐ近くです。
しかし珍しいので早くも遊歩道から離れて記念撮影をしている人達がたくさんいます。
ポピーの他にも違う種類の花がたくさんあります。
目立つオレンジ色のポピーが大量に咲いていますのでポピーの存在感は圧倒的です。
紫の花の群生地域。
オレンジ色の絨毯
ポピーの群生地域です。
至る所に咲いています。
サボテン風の植物
ポピー。ポピー。
紫の花
黄色い花。
別の種類の紫の花。
雄大な景色
白い花
ポピーの山
遠くまで歩きました
どこまで行ってもポピーが咲いていて最後は何処まで行っても同じという感じになってきます。こうなるとポピーの風景だけでは目的が無くなります。
そこでせっかく遠くから来て10ドルも払ったのだからと一番遠い場所まで歩きました。
多分この地点まで歩く人は全体の2割ぐらいしかいないのではないかと思います。
3時間ぐらい歩き回っていました。
たくさんの種類の花を見ることができて幸せ。
帰りの便も待たされた
2時半頃、幸せな気分で山を降りてきたところ、また行列が。。。あぁ~。がっかり。
ここでも1時間半程待たされバスに乗せられ車を駐車している場所まで連れて行かれました。
自分の車に帰り着いたのが4時半頃。この頃にはぐったり。
Anza-Borrego Desert State Parkへ移動
この日は土曜日だったのですがそのまま自宅へ帰る気にもならずどうしようかと考えました。ここに来る前に仕入れていた情報ではアンザ・ボレゴ州立公園でもお花が大開花しているという情報を見つけていました。アンザ・ボレゴといえばクリスマスのキャラバンに行ったところです。あそこには無料のキャンプ場があります。そこであちらに移動することに決定。
4時半頃フリーウェイに乗って移動開始。こちらはルート15です。
こちらはルート76です。農村が広がる田舎道です。
幹線フリーウェイを利用しないととんでもなく時間がかかります。
これが通った道のりです。右の方にある青い地域がソルトン海です。
幹線ルート15は早いのですが田舎道になるととても時間がかかります。
到着、夕食、就寝
結局着いたのは7時頃。ほとんど暗くなりかけていました。
着いたころには疲れでぐったり。軽く夕食を食べて寝てしまいました。
続く:CA:お花見2_アンザボレゴ砂漠の花