AZ:Lake Havasu 1/5 道に迷うハバス湖

私は2月のある週末に今まで行ったことがないアリゾナ州のハバスシティに行きキャンプをすることにしました。ハバスシティとその周辺の観光。そしてキャンプ体験が目的です。

交通事故による渋滞に遭遇

私がロサンゼルスを出たのがお昼の12時になります。実は家を出たのが朝の9時頃だったのですが3時間の時間の無駄をしたからです。理由はフリーウェイで交通事故に遭遇し渋滞に巻き込まれてからです。事故の深刻さを認識して逃げ出すのが遅すぎたという失態もあります。

結局引き返して出発点に近いところにフリーウェイに出てすぐ近くにあるガソリンスタンドで給油。マイレージを調べるために渋滞で浪費した燃料を図るためです。結局渋滞で一ガロンちょっとガソリンを無駄にしたことが判明。時間的にはこの時点で約3時間無駄にしました。これでは着くのは5時頃になってしまいそうです。その頃はもう暗いのではないですか。。。困った。

ルート15をバーストウへ向かう

ルート15を使ってバーストウへ行くというのはロサンゼルスに住む人たちに取ってはラスベガスへ行く定番の道です。北へ向かってゆくので前面の風景はいつも綺麗に見えます。私にとっては良い印象しかありません。

フリーウェイ15を北上してゆきます。

フリーウェイ40に乗り換えニードルへ

バーストーで東方面に行くフリーウェイ40に乗り換えます。

疲れたのでフリーウェイから降りて30分程休息。事故を起こさないように気を付ける。

フリーウェイに戻ってドライブ。夕方が遅くなるほど天気が良くなる。

曇り空は晴れて快晴。夕刻が近づいてきたので車の影がだんだんと長くなる。

ニードルで給油

結局ハバスの近くの街ニードルに着いたのは5時半頃、フリーウェイから降りて給油をしました。ガソリンが半分以下になっていたからです。ところがガソリン代が4ドル以上もする! そんなバカな! 田舎に行けば行くほど安いのが常識なのですが。後で考えたら長距離のフリーウェイを降りてすぐのところにある給油所だらか高かったのです。同じ町の違うところでは2ドル台でした。

ガソリンの給油が終わり、フリーウェイに戻ります。次はフリーウェイ95に乗るとハバスレイクシティに着くはずです。するとすぐにフリーウェイ95が見えました。そこを右折して南下します。

ルート95を南下する

暗い田舎のみちです、夕焼けがだんだん沈んで幸空がオレンジから青く暗くなってゆきます。そして夕焼けの終わりかけた空を背景に山々が暗い影となってゆきます。街灯もないフリーウェイの道なのです。トラック等はかなり通っていましたが。。。

約40分程ドライブしますが、全然ハバスシティに行き着きません。街の街灯がどこかにあれば目的地がわかり安心するのですが、真っ暗。このころにはさすがに何かが違うのではないかと思い始めます。今来た道を引き返せば少なくともニードルの街はある。あの街で泊ってもよいのではないか。と思い引き返すことにしました。この頃が夜6時10分頃。

暗闇に街の灯りが輝く

引き返してしばらくドライブしているとハバスレイクという標識があるじゃぁありませんか!この時は6時30分ぐらい。あぁ、これを見逃していたんだと喜び、暗い道をそちらの方向にドライブをしてゆきます。すると街の明かりが遠くに見えてきました。近づくとだんだん明るくなってきます。嬉しい!

真っ暗なニードルの街から真っ暗なフリーウェイを1時間ぐらい走った後に見る街の明かりはひとしおです。あぁ、なんて嬉しい街の輝き。おいでおいでと私を招いているようです。そして約15分ぐらいドライブしてゆきます。すると街の明かりがだんだんと広がってくるではありませんか! あぁ、安どの吐息。暖かい街の灯りの輝き!

しかしここであることを発見。街の明かりは遠くにたくさん見えるのですが、こちら方向に広がってきていないのです。そこではたと気が付きました。もしかして私が今いるのはハバス湖の反対側の湖岸?

小さな町に着く

もう少しドライブしてい行くと小さな町がありお店も数軒ありました。その中の一つに入って聞きました。もしかしてハバスレイクシティは向こう側で私がいるのはその反対側?と。すると4-5人いた店員さんとお客さん達がざわざわざわ。その中の一人が「Welcome to Habasdu City California!」「あちらはハバスレイクシティ・アリゾナだよ」と言うのです。がぁ~ん。

もっと突っ込んで聞くとなんとフリーウェイ95はカリフォルニアとアリゾナの両方にあり平行に走っているのだそうです。ハバスレイクシティに行きたければカリフォルニア州を超えてアリゾナ州に入り95を南下しないといけないのだそうです。がぁ~ん。何という紛らわしいことをするのでしょう。

もう暗くなってしまっているのです。しかしこうなったらもう行くしかないじゃありませんか。煌々と光る街の明かり招いているのです。おしゃれな街で温かい夕食を取り、旅の疲れを癒すのです。私は取りつかれたように行くこちに決めます。

アリゾナのレイクハバスシティ

フリーウェイ40に西側にドライブしてゆくと旭日旗に似たアリゾナ州の州旗が見えてきました。そしてしばらくするとフリーウェイ95の標識があり、そこにはしっかりとハバスレイクシティと書かれていました。今度こそ間違いはないです。


この地図の黄色い線がカリフォルニアのルート95、赤い線がアリゾナのルート95

ハバスレイクシティに着いたのはすでに午後八時頃。一時間の時差を考慮すると午後9時です。しかし街の光はまばらで寂しい。銀河はたくさんの星が輝いていて賑やかなのに一つ一つの距離は驚くほど遠いのに似ています。

フリーウェイ脇の大きなショッピングモールへ降りて行くとほとんど人影がなくまばらです。翌日知ったのは私がいたのはハバスレイクシティの一番遠い郊外だったのですが。。。モールで誰も邪魔する人もいませんでしたのでそこで車中泊をして一晩明かすことにしました。

あぁ~、長いくて無駄が多い一日でした。

続き:AZ–Lake Havasu ハバス湖 2/5

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