人物06:ミア・ファローとローナン

ミア・ファローとウッディ・アレン

女優ミア・ファロー (Mia Farrow)と映画監督ウッディ・アレン (Wuddy Allen)と聞いて何を思い出しますか。ニューヨークを舞台にした私小説的な映画を製作し、自ら出演していた元ご夫婦とです。彼らは自分達の子供以外に世界中から障がい児の養子をたくさん迎え大家族生活をしていたこと。最後に有名になったのはその迎えた韓国系養女とウッディ・アレンが関係を持ち離縁に至ったことです。この写真の一番右にいるのがその韓国系養女です。

ミア・ファローの結婚歴

調べてみるとミア・ファローはウッディ・アレンと結婚する前に二回の結婚歴があります。そしてその最初の結婚がなんと有名歌手のフランク・シナトラなのです。

彼女は映画監督の父親のもとに生まれています。18歳の時に女優として注目されます。その注目されて交友が増えたことでフランク・シナトラと知り合い21歳で結婚に至ります。フランク・シナトラは彼女より30歳も年上でした。しかしこの結婚は1年で終わりました。

次に結婚したのが音楽家のアンドレ・プレヴィンです。彼らが関係を持ったのはアンドレ・プレヴィンがまだ妻がいた時です。彼が正式に離婚してミア・ファローと結婚したのが1970年。ミア・ファローはこの結婚で双子ともう一人、合計三人の息子をもうけます。この頃からミア・ファローは養子を迎え初めプレヴィンとの結婚期間中に合計3人の養子をベトナム、韓国等から迎えています。この結婚は10年続きました。そして離婚に至っています。

次の夫がウッディ・アレンです。しかし彼らは正式には結婚をしていなかったようです。彼女はウッディ・アレンとの間に一人の息子をもうけいます。彼女は1980年から1992年のウッディ・アレンとの関係解消までの間に合計で7人の新しい養子を迎えています。

ミア・ファローの養子達のその後

ミア・ファローは2番目の結婚の時に実子3人、養子3人、3回目の時に実子1人、養子7人、合計で14人の子供を育てていたということになります。しかも物価の高いニューヨークで。お金があるからできることなのだと思います。

養子で迎えた合計10人のその後ですが、もともと障がい者だった人達が多いためか短命の人が多いようです。10人のうち二人が心臓病と肺の病気で死亡、一人がエイズで死亡、一人が自殺しています。一人がウッディ・アレンと関係を持ちミア・ファローの元を去っています。他の5人の人達は普通に暮らしているようです。結婚して子供がいる人達もいるようです。

ミア・ファローの実子達のその後

彼女の二番目の結婚でできた3人の息子たちですが、一人は弁護士に、一人はIBMの重役として勤務。もう一人は専業主夫になっているようです。

ウッディ・アレンとの間にできた子供がローナン・ファローと言います。現在32歳。彼は子供の頃から非常に頭脳が明晰で飛び級をして大学に通いました。15歳で大学を卒業しています。

ミアファローは彼が大学に行くために毎日送り迎えし、彼が学校で学んだことを車の中で話して聞かせたので彼を通じて大学の勉強をしたと述べています。その後彼はイェール大学にも行き弁護士の資格も取っています。

実子ローナン・ファロー

ローナン・ファローは外見の良い若い芸能人の子息としてチャンスがあったのかテレビショーを受け持ったしたことがあるようです。だがそれは成功せず短期でした。しかし別のことで注目を浴びます。

2013年にミア・ファローのことを良く知り生活をよく観察していたと思われるある芸能ジャーナリストがこんな質問をしたのです。ローナンはもしかしてフランク・シナトラの子供ではないのかと。ミア・ファローはフランク・シナトラとは離婚していましたが、実は離婚後も非常に仲が良かったのです。彼らは家族ぐるみで付き合いを続けていました。そのジャーナリストの質問にミア・ファローはなんと「そうかもね。」と答えたのです。そのことでゴシップ業界は大騒ぎになりました。

よく見るとローナンは公式に父親とされるウッディ・アレンよりフランク・シナトラの方にそっくりなのです。この時点ではミア・ファローはウッディ・アレンとは切れていますので彼の気持ちを忖度する必要などない関係でした。

ウッディ・アレンと言いミア・ファローといいどちらもどちらの飛びすぎている芸能人です。

将来の有望株

フランク・シナトラもウッディ・アレンもミア・ファローも昔は有名だったのですが現在の世代の人達にとっては過去の人達です。しかし現在の人達に影響がありそうなことがあります。若い世代のローナン・ファローがこれからジャーナリストとして伸びてゆきそうな人物なのです。

数年前からセクハラ問題の「Me Too Movement」が有名になりいろいろな業界の有名人が失脚しましたね。その一つの問題についてスクープをし、本を執筆して一流ジャーナリストの一角に名を連ねたのです。

ローナン・ファローは非常に頭脳明晰で外見も良い人です。これから先どのように伸びてゆくのか興味深い人物だと思います。

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