車中泊をする時は車の窓の外から中が見えないように工夫する必要があります。いろんな人達がやっていることなのですが、窓の目隠しについて私流の工夫と変遷について書きます。
車中泊仕様
これが私が車内泊をする時のベッドと窓の様子です。車中泊の時に一番先にしなければならない装備は外から内部が見えないように隠す工夫です。
窓の目隠し
後部座席から見た運転席の横(右側)、後部座席の横(左側)
後ろの小さな窓(左)
車の後ろ側の窓。ところどころに隙間があります。
段ボール目隠しの全て
これが段ボールで作った車の窓の目隠しの全てです。8枚あります。内側は段ボールの色のまま。外側は黒いペンキで塗り、暗いところでは中に人がいるのがわかりにくくしています。
一角に赤いリボンを取り付けて内側から取り外しがしやすくしています。
この辺りの細部の工夫と丁寧さは私の得意とするところであります。
作り方の手順
これでもかなり苦労をして作りました。作り方の手順は次のようにしました。
- 大きな段ボールを探して来る。
- 薄い紙で窓枠の型を取る。
- 型紙を段ボールに移す。
- 段ボールを切り取る。
- 外側になる面を黒ペンキで塗る。
- 一角にリボンをつけて内側から取り外しやすくする。
問題点1:かさばる
この段ボールの目隠しは2012年から2017年まで約5年間使いました。
しかしいくつかの問題点があり段々使いたくなくなったのです。理由は以下の通りです。
1. かさばるのです。全部合わせると大きな体積です。
2. パラパラとまとまりがなく車の中での大きな場所を取り収納に困ります。袋に入れようとしてもこれら全部が収まる袋などなかなかありません。
問題点2:反射する
3. 光を反射します。外側を黒いペンキで塗り中に人がいるのがわかりにくくしているのですが、暗い中なら良いのですが誰かが懐中電灯で照らすと光を反射してしまいます。これでは隠密性があまりなくなりますね。(それでも銀色の目隠しを利用している人達に比べるとはるかに目立ちません。)
問題点3:隙間がある
4. あちこちに隙間があります。外が暗い時、車内で光を使っている場合に小さなすきま穴から中を必死で覗き込めば中が見えます。多分そこまでして覗き込む人はほとんどいないとは思いますが、とても気になります。
そこで第二世代の目隠しを作ることにしました。
続く:旅装備12:窓の目隠し、二代目