CA:Highway 395 (4):定番の渋滞

CA:Highway 395 (3):砂漠へ移動 の続きです。

砂漠の朝

朝です。昨夜は車の目隠しさえしなく車のサンルーフと車の窓から星空を眺めながらキャンプしました。砂漠なので空気も乾燥していて夜の間の気温も過ごしやすくて快適でした。

朝の車外の風景です。砂漠の風景が遠くまで広がっています。

これは遠くの方に見える別のキャンプをしている車。

このあたりは未舗装の道なのでさすがに巨大なRVは見かけません。

バッテリーが上がる

実は目が覚めた時に Suwaoki G500のバッテリーがゼロになっているのを発見して心臓が止まりそうになりました。バッテリーはゼロになるのを繰り返すとすぐ使えなくなるのだそうです。昨夜は確か残量が半分ぐらいあったはずなので朝までは大丈夫だと思ったのです。そこで朝一番にしたことはソーラーパネルを広げてバッテリーをチャージすることでした。

朝食

まずはコーヒーを作って飲みます。

コーヒーを飲みながらのんびりと外の風景を見ます。

朝食には最近のお気に入りの酸辣湯(サンラータン)を作りました。

多く見えますがほとんどが水分です。多少のシイタケと卵一個と他の野菜。

そのあとフルーツを食す。

他のキャンパー達

遠くに見える別のキャンパーの車。30倍ズームのカメラで撮影

ここは広大な場所なので隣の車との距離がとても遠いのです。

移動しているキャンパー。

しばらくすると9台のSUV車の隊列が出てきました。

みな同じような装備なので仲間でキャンプに来た人たちだと思います。

バッテリーの調子が良くない

朝のんびりと過ごしたのですが実は心の中は Suwaoki G500のバッテリーのことが気になって仕方がありません。ソーラーパネルで50ワット以上充電しているのですが、目盛りが全然上がらないのです。ゼロを指したまま変化がありません。心の中がざわざわざわ。。。

寝る前の目盛りは半分ぐらい指していたので翌日の朝までは大丈夫だと思ったのです。高価なバッテリーが壊れた?? 運よく安く手に入れることができたバッテリーですが、再度買うとしたら500ドル以上するバッテリーです。

アラバマヒルの風景

11頃まで車の中でゆっくり過ごした後もう少しアラバマヒルの見学をして帰ることにしました。ロサンゼルスまで距離がありますのでのんびりしすぎると帰り着くのが遅くなるのです。

車をドライブして別の場所に行ってみます。

車道は舗装されていません。滑りやすい砂のような土です。

この地点にきて車から出て写真を撮る。岩の形が面白いです。

遠くの方をみて近くの岩場をふと見ると白い紙のようなものがあります。誰かがマクドナルドのハンバーガーを食べて容器とナプキンを捨てたのかなと思ったのです。しかしはっと気が付いて目をそらす。あれは誰かがUNKOをしてトイレットペーパーを捨てたのではないかと!ちゃんと砂をかけて埋めてわからないようにしてくださいよ。

気を取り直して風景を楽しむ。

遠くの方に広大な風景が広がっています。なかなか素敵な風景です。

雄大な風景を満喫する。

この地点で別の道に出ようとした時に道がぐっと下がって上るところがありました。

危ない危ない。

細かい砂利道で滑りやすいのでそのへこみにはまり込んで上がることができなかったらその場で遭難をしてしまいます。私の車は四輪駆動ではありません。幸いにもここは小さな町に近い観光地なのである程度の車が通っています。もし何かあっても助けを呼ぶことができます。しかしもし大自然の中で遭難してしまったら助けを求めることもできなくなり餓死をしてしまいます。小さな町に近いここですら電話が通じないのです。危険を認識しよう。

結局来た道を逆に戻りました。

分譲地

昨日の昼間はローンパインの町から山脈の方向へ直線に伸びている道をドライブしてゆき車を止めて食事をしました。その道は何もない広大な場所を走っている道だったのですがその道の途中で見たのがこの看板。土地の分譲です。多分昔牧場だった場所をを分割して住宅地として販売をしているのだと思います。

何もない大自然の良い場所なのですが、住宅が増えるは残念です。

自然のままでいて欲しい。

遠くの方に一軒だけ住宅が建っています。下は近くに行って撮った写真。

アラバマヒルの入り口のキャラクター

ローンパインの町からアラバマヒルに行く途中にある岩。

こんなキャラクターが描かれていました。

ローンパインの町中を通るRV車です。大きい。
しかしこの大きさのRVはアラバマヒルではほとんど見かけませんでした。

ガソリンスタンド

この町を離れる前にガソリンを給油。

ふと見るとコーヒーが無料と書いています。これは嬉しい。

中に入ってこのコーヒーマシンからコーヒーをいただきました。

店内の様子。

店内の壁にはなぜか日本語で「冷たい生ビール」のバナーが貼っています。

渋滞になる

ローンパインを出てしばらくしていると渋滞になりました。

すでにお昼を過ぎた頃だったので小さな町の近くに来た時渋滞の道を抜け出て休息。
食事をすることにしました。

道を出てドライブすると着いたのはこんな工場のような敷地。
写真はないのですが敷地の前の風景は遠くに広がる緑がとても綺麗でした。

ところが食事を用意しているとなんとポリスがやってきてパトカーの窓から私の方を見ています。うわぁ~!。

びっくりして車の中から出て「渋滞から抜け出してリラックスしているのだ」と叫んで言うと「グッドアイデア!」と言っていなくなりました。

どうしてすぐにポリスがやってきたのかわかりません。町中に監視カメラ???と思ったのですが工場の前に一つ車が止まっています。当直の人が働いていて監視カメラで人がやってくるのを見て警察に通報したのでしょうか?

どちらにしても「グッドアイデア」と言って去っていったのでOKなのだと思います。

続けて食事の準備、出来上がった食事がこれです。

チキンと五目御飯。チキンはオーブンで焼い冷凍保存していたのを持って来ていました。それをスキレットを使ってオーブンのようにして再度焼いたものです。

昨日の残りのぶどうもデザートに用意しました。

さらに帰る道すがら食べるため残っていたリンゴとトマトを切ってプラスチックの箱に入れる。こうしておくと運転をしながら食べることができます。

結局2時間もあの工場の前の敷地で過ごしてしまいました。

また元の道に戻ったのですが渋滞がまだ収まっていません。向こうの方に小さく車が映っているのが渋滞中のハイウェイです。

後でわかったのですが渋滞の原因はデスバレーに行く道と二手に分かれている地点に信号がないため車が交互に通っていたためです。ということは信号さえあればあの渋滞はかなり解消されていたと思います。

また渋滞

この後ロサンゼルスから一時間半ぐらいのところでまた渋滞。

大都会に住んでいる人達の休日はこんなものです。渋滞渋滞また渋滞。

帰り着いたのは夜の8時半頃でした。

後記

suaoki のバッテリーは一日中目盛りが全然あがらなくてもうだめだと思っていたのですが、帰宅して車のチャージャーに繋いでいたバッテリーを見ると目盛りが2まで上がっていました!そのあと自宅の電気につないで充電したところ翌日までには目盛りが5にまでなって回復。救われました。500ドル出さなくてもよくなりました。

この時のドライブ旅行のガソリン代の合計は約85ドルぐらいでした。

終り。

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コメント

  1. メメント・モリ より:

    こんにちは。
    今回もため息が出る景色ばかり。
    ずっとお願いしますね。
    そうそう、キロハンに触発された事もあり
    以前BSで見た[私に会うまでの1600キロ]のDVD買いました
    中古ですが。

    • kirohan より:

      コメントありがとうございます。
      日本の覆い茂るような緑の風景もみずみずしくてよいですが
      広大な乾燥した砂漠の風景は日本にはないので良いですね。
      折角アメリカにいるのでいろんな所に行ってみたいと思っています。
      感想をいただけると本当に嬉しいです。thank you💖