旅装備38:調理用鉄板

この記事は以前書いたこちらの記事の続きです。
旅装備35:焼き肉用鉄板台

新しい日本製料理用鉄板

アメリカ製の鉄板

こちらはわずか半年前に買った鉄板。

私のこちらのソトストーブの上に置く台として使っていました。(ソトストーブを使用しているのは小さな車内でも場所を取らないからという理由です)

旅装備04:携帯コンロ Soto’s G-Stove

買った理由はソトストーブは火が一点に集中するためその火を拡散するのが目的です。それと安定感のある台が欲しかったこと。

しかしこの鉄板は穴があるため火力が一定しません。また出っ張った金具がたまに穴に落ち、ずれることもありました。

しかも製品の品質に多少問題があり。食用基準ではないと思うのです。
穴が開いていないとどうなのだろうかと時々考えていました。

日本製鉄板

そういう理由で常々と別のものはないかと探していました。すると昨年末日本に帰国した際に日本のアマゾンでこの製品を発見。一枚板の鉄板です。

これなら上記の穴あき鉄板より良いのではないかと思い購入しました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07MZPTRFY/

鉄板の厚さは4.5mm, 6mm, 9mm の三種類あります。ロッジのスキレットの厚さを調べてみると4ミリ程度です。というわけで4.5mm でも十分だと思いこちらを購入しました。

高級感ただならぬ

こちらが手元に届いた商品なのですが、表面が滑らかでピカピカ光っています。
今まで持っていた穴あきのものと品質が格段に違います。

こちらは既に何度も使った状態ですが、火の当たる面は少し使用感が出ています。


しかし多少油をひくとピカピカになります。

収納箱

こちらの箱がこの商品の入ってきた箱です。大きさがぴったりで収納に便利にです。また調理をしてまだ熱い時に片付けなければならない時でも段ボールの厚さで熱を遮断してくれます。

鉄板の上下に段ボールを置くとさらに厚くてしっかりした緩衝材になります。

 

パン類を焼く(トースト)

今までは6.5 インチスキレットでパン類をトーストしていました。
しかしこの鉄板でどれだけできるか実験してみました。

こちらの実験はベーグルです。

スキレットの時は蓋がありますが、この鉄板はありません。
その代わり使える面積がはるかに広いです。

こちらはパンのトーストです。

このパンの問題点はパンくずが散らばること。
スキレットの場合はここまで盛大にパンくずが散らばることはありません。

サラミソーセージを焼く

携帯に便利な肉類ということで使いやすいのはサラミソーセージです。
腐る心配もあまりなく携帯しやすいのが利点です。

このソーセージを薄く切ります。

そして鉄板で焼くのですが薄く切っているのですぐ焼けてしまいます。
火を切って余熱程度で焼いても十分です。

しかも少し油が出ます。鉄板の上で油がしみだしてきます。

卵を焼く

ソーセージの油が出た後はそれを利用して卵を焼きます。

実はこの卵を焼くときですが、鉄板から落ちないようにこのようなステンレスの輪があったら良いのではないかと考えました。しかし注意深く卵を割れば大丈夫のようです。

しかし今後常に10センチ程度のステンレス製の輪の存在が気になりそうです。

食べ物のこびりつき

油を引いていても食品のこびり付きはあります。ところがこのお好み焼き用のへらが超優れものです。こびりついた汚れを綺麗に刮ぎ取ってくれます。このへらは鉄板との相性が非常に良くなかなか便利に使えます。

御覧のように鉄板が冷たくなると見事綺麗に刮ぎ取るこすり取ってしまうのです。これは鉄板の表面が非常に滑らかだからこうなるのだと思います。

別のこびりついた食品の小さな塊。これも綺麗に取れます。

バナナトルティーヤタコスを作ってみた

以前も作り方を紹介したことがあるバナナトルティーヤタコスを作ってみました。

二枚のトルティーヤを鉄板の上に置き、上下内外をかわるがわる焼きます。

次にとろけるチーズをのせます。

次にバナナを切って配置します。

その上にもとろけるチーズを置きます。

塩コショーを振りかけます。

もう一枚を上からかぶせます。形が崩れないようにしっかりと押します。

そしてひっくり返します。

もう一面を焼きます。トルティーヤは長く焼くと多少縮んできます。

出来上がりです。バナナの甘味と塩の組み合わせが美味しいです。

もう一つ作ってみました。こちらは多少おこげができました。

感想

この日本製鉄板があると古い方の穴あき鉄板はもう必要なくなりそうです。
両方ともかなり重いですから二つも持ち歩くことはないと思います。

焼肉は臭いと油の飛び散りが気になるので多分車内ではしないと思います。

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