旅知識CA02:Slab City スラブシティ

スラブシティの歴史

スラブシティの最初の成り立ちは1942年に海軍基地がこの地域にできたことです。戦争が終わった後海軍基地は取り壊され、瓦礫=スラブだけが残りました。そのためスラブシティと呼ばれています。海軍基地の後はどこかの会社の労働者がしばらく居住したようです。その次に住み着いたのが家賃にお金を払いたくない人達と無名のアーチスト達です。

公共サービス一切無し

スラブシティではアメリカ人が当然のように享受している電気、水道、下水等の一般的な公共サービスは一切ありません。ですから電機はソーラー電池で、水は買ってくる、トイレは、、、多分それぞれが昔風のものが設置しているのだと思います。ここでは警察もやって来ないのだそうです。アメリカ最後の無法地帯と呼ばれています。

政府のサービスが一切ない代わりに家賃も税金も払う必要がありません。

定住者たち

この地域に新たに住み着いているのは格安、もしくは無料の賃貸料を目当てに集まってくる人達が多いです。ここに居れば家賃を払わなくてよいですからそれが目的で集まっている人たちが多いのです。現在わかっている一年中定住している人達の数は200人ぐらいです。

スラブシティは砂漠地帯ですから夏は摂氏40度を超えることがある灼熱の夏になります。一番高い時は48度にもなるとwiki には書いています。しかし彼らは一年中スラブシティに住み続けています。

車に乗った渡り鳥たち

スラブシティには定住者とは別の種類の人達、アメリカではキャンピングカーで旅行しながら生活している人達もたくさんいます。ここは彼らの冬の間の長期停泊地の一つともなっています。普通RVパークに停泊すると一晩に付き20ドルから40ドルぐらいの料金を支払わなくてはなりませんが、スラブシティでは全くの無料です。しかも滞在期間の制限もありません。そのため冬の間暖かくて無料のスラブシティで過ごす人達が数千人単位でいるらしいのです。しかしその正確な人数は分かっていないのだそうです。

確かに私がスラブシティを車を運転していた回った時に高級そうなクラスAやクラスCやキャンピングカーががたくさん停まっていました。それらのRV車の多くは車外にソーラーパネルを広げて長期間滞在している様子でした。しかし普通のキャンプ場だったら旅行者とわかりますが、スラブシティでは浮浪者もキャンパー渡り鳥も区別がつきにくくて話しかけることができるような雰囲気ではありませんでした。

買い物等

スラブシティではお店もありませんから近くの街に必要品を買い出しに行くようです。車で約15分の所に小さな町があります。スラブシティの人達はその町で買い物をしています。

East Jusus

私が行った時はあまり良く分かっていなかったのですが、イーストジーザスの芸術はチャーリー・ラッセルという人が2007年から作り始めたのが始まりのようです。

こちらのウェブサイトでは置かれている作品の作者名が少し具体的に書かれています。

East Jesus Charlie Russell – Slab City

タレントショー

私はその場に行きませんでしたがタレントショーも行われているようです。しかしどこまでプロのものかお遊びのものかは分かりません。

気軽にキャンプはしない方が吉

実は1月のRTRの後たくさんの参加者達が興味本位でスラブシティーにキャンプに来ました。中にはそこそこ有名な女性のユーチューバーもグループで来てキャンプしたようです。しかしそれらの動画を掲載した時批判的な書き込みがとても多かったのです。興味本位で危険なところに行くのは自ら事件に巻き込まれようとしているようだ、云々。

確かにちょうどこの頃何等かの好ましくない出来事があったとか目撃したとかいう情報もありました。観光客の多い昼間は良いとしてもキャンプするのはあまりお勧めできません。何かあっても自業自得と言われるようなところです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする