車住族50:RTR 2019:Day2

車住族49:RTR 2019:Day1 の続きです。

二日目の朝

二日目の朝です。天気が良さそうです。

朝食

今朝はパンケーキをつくることにしました。小さな丸い容器にパンケーキ粉を入れて卵と共に混ぜます。パンケーキ一食分で40グラムなので少なく感じますが卵一個も使っています。両方合わせるとかなりの量です。

スキレットに入れてパンケーキを作ります。

裏返します。良い感じに焼けています。

パンケーキだけでは退屈なのでサラミを焼きます。サラミはベーコンの代わりだと思えば定番朝食ですね。サラミは薄いのですぐ焼けます。

これにトマトとコーヒーで朝食です。なかなか良いです。自己満足。

朝の集会

朝の10時からの集会です。この集会が始まるのを待っている時にどこかで見たことの5-6名の一団がやって来ました。なんとクリスマスキャラバンの時に会った人達です。トランポリンをしていたカナダ人、日系ハーフの女性等です。知っている人をみると嬉しくなります。

右はボブ・ウェルス。左の女性は昨年からボブ・ウェルスのアシスタントとして働いているケーシーです。彼女はボブ・ウェルスのアシスタントとして動画の制作、ウェブサイトの更新、非営利団体の活動等何でもしています。どれぐらいの給料をもらっているかわかりませんが経験を得ること知名度が上がる利点があります。ボブ・ウェルスのフォロアーの数を考えるとこれは将来的に大きな得点になります。

このあと今朝のセミナーのテーマはブーンドッキングです。野生キャンプ。スピーカーは人気ユーチューバーのキャロリン。彼女は昨年アラスカまで一人で行ってきました。

彼女は三年前フルタイムRVer になる前はサンフランシスコでマーケッティングの仕事をしていたそうです。スピーチがなかなか上手。言葉も明瞭で説明がとても分かりやすくて明晰です。

再会

上記の集会が終わったあと昼食のため自分の車に戻りました。するとその途中でクリスマスキャンプの時に会った人に再開しました。例の血清を売って車を買ったというコロラド出身の女性です。彼女は20歳ぐらいの若いカップルと話をしていました。

彼女にその後どうしたのと聞くと「キャラバンで知り合った人達がとても良い人達でずっと一緒に旅をしている。これからも一緒に行動をする予定だ。」と言います。「良い人達に巡り合えて自分はとてもラッキーだ」というのです。

確かに最初にキャラバンで知り合った人達と気が合わなければラッキーではないです。彼女はラッキーだったのでしょう。

クリスマスキャラバンの時20歳ぐらいの若いカップルがいなかったような気がして頭の片隅で記憶をたどっていたのですが、その後昼食を準備をしている時にふとひらめき彼らの所にもう一度行きました。

そして若いカップルに「もしかしてあなたは彼女の孫なの」と聞くとカップルは笑ってうんうんとうなずいたのです。確か彼女はバンライフは最初孫息子が始め、そのやり方を彼女に教えたと言っていたのです。なるほど。両方とも車住族ならRTRに集まってくるのは自然の理です。

彼らの写真は撮りませんでした。

昼食

今日の昼食は焼きそば。焼きそばは量がありますので8インチのスキレットでないと調理できません。そのためテーブルを外に設置して大きい方のブタンガスストーブを使って料理しました。

出来上がりです。私は焼きそばも大好きななのです。

外に設置したテーブルはこんな感じ。このテーブルはいつもは車内の助手席の上に置いています。外に出して広げ足を設置すれば大きなテーブルになります。

RTR会場を散策

昨日話をしたフロリダから来たプリウスキャンパー。真ん中の人です。彼はスウィングダンサーなのだそうです。どうりで会場に集まった一般人に比べてはるかに体型が良く身体能力が高そうです。

ちょっと変わった頭部設定の車です。

乗用車や小型車でRTRに来てテントを張っている人達。

ほとんどの人達はとても親切です。車の中がどうなっているのか興味がある人に内部を見せて説明してくれます。

巨大な個人邸宅風

この人の占拠している空間はかなりの広さです。犬のケージで一角を確保。もう一角はトレーラーの後部に付けたリアカーで確保。その中間にカーペットを広げテラス風にテーブルと椅子置いています。これでも砂漠の真ん中では誰も文句を言う人は居ません。広いアメリカだからこんなことができるのです。

タイニィハウス風キャンパー

ひときわ目に着いたタイニィハウス風キャンパーバンです。

ちょうど私が行った時は持ち主は居ませんでした。近所にいた人がもう少しすれば戻ってくるよと言っていたのですが、結局見たのは外側だけです。

お犬様

アメリカ人は犬が好き。

まるで赤ちゃんのようです。

テント利用

小型車で来てテントを張ってキャンプをしている人達。

上記のような独立したテントではなく、車の一部にテントを設置して居住空間を広くする方法もあります。

後で写真を見て、この人はWRTRで私の隣に駐車していたカナダ人だというのを発見。目が悪いといろんなことを見逃しているようです。

午後の集会

午後の2時から別のセミナーがありました。こちらのセミナーのテーマは大都会で隠密キャンプをする方法。スピーカーはロサンゼルスで一年以上車中泊を続けていて一度も警察に注意されなかったという経験を持つ人。カリフォルニア州のほとんどの大きな都市では車中泊は禁止されています。

彼の秘訣は基本的に車自体を商用車風に見せていていることです。取り外し可能な数種類の看板風の板を取り付けており外からは全く車中泊とは分からなくしているのです。夜駐車する場所は 高級住宅街は避けて 商用車が駐車してもおかしくない普通の住宅街。

商用車風の車ということで一般のRVer のようなクラスAやクラスCや牽引トレラーの人達とは違う次元の話なのです。 クラスAやクラスCや牽引トレラーの人達が都会で隠密キャンプをするには図体が大きすぎてそもそも無理です。

それでも質疑応答で郊外の倉庫地帯なら大都会でも駐車ができるよ等の話が出ていました。 一番可笑しかったのは「カヤックを車の上に積んでいるのだがこれで隠密キャンプができるだろうか」という質問です。その答えが「カヤック修理」という看板を車に張れば可能ではないだろうか、です。笑ってしまいました。

これらのセミナーのしている間に空が晴れてきました。雲が素敵です。きっとこの日の夕焼けは素晴らしいものになります。しかし私は週末を利用して来ただけなので一泊二日で終わりです。夕陽を見られないのが残念。

RTRお別れ

その後私と同じ車種の車を持っているアリゾナ州フェニックス在住の人が私の車の設定に興味を持ったので見せて説明しました。その人は車だけでは足りずにテントを張っていたのです。しかし私の車の設定に非常に興味を持ち私の説明にメモを取りまくっていました。

その後クォーツサイトの市内に行って給油。アリゾナ州はカリフォルニア州より一ガロン当たりのガソリン代が一ドル近く安いのでアリゾナ州で給油をした方が断然お得です。

そしてまたまた使えなくなっていた iPhone のケーブルの代わりを購入。

クォーツサイトとお別れ

残っていたバナナとリンゴを切って盛りつけ。
フルーツをおつまみに食べながら車をドライブして帰りました。

出発したのが4時半頃です。

帰り着いたのが夜の9時頃です。

2019年 RTR 感想

RTR に行ったのは今回が二回目です。雨が降って鼻先から貴重な二時間も失い意気消沈したのもあり、前回程頑張りませんでした。その一週間程前にWRTRで頑張った反動もあったのかもしれません。撮った写真の数も少なく話した人の数も少なかったのです。しかも興味のあったいくつかのセミナーは別の平日にやっており見ることができずにそれも残念。出来れば2週間最初から最後まで参加してみたいです。それに二週間もいればかなりの数のお友達もできそうな利点もあります。

終り。

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