旅装備25:窓の曇りガラス

車中泊の窓の関係でティント(曇りガラス)のことについて書きます。
窓のティントは日本語では曇りガラスでよいのでしょうか?

窓のサングラスが欲しい理由

実は今年の3月頃窓にティントを入れました。車の窓のサングラスのようなものです。
理由は車の中にいる時何をしているか外から一目でわかるのを避けたかったのです。

これが以前の窓ガラスですが、外から中が一目でわかります。これだと中に人がいることが一目でわかります。真っ暗でなくても良いのです。しかし目を凝らさないとわからない程度の暗さなら他の人が気にして見ない限り分かりにくく、気が楽です。要は外の人が気にして見ない限り目に付きにくいのです。

業者を探した方法

仕事評価サイト Yelp で比較的近所で評判の良い業者を見つけ電話をかけていろいろ質問し、その答え方や値段で決めました。個人でフィルムを買って自分で張り付けている人も時々いますが空気がたくさん入っているものも目にしていますのでやはりやり慣れた専門の業者が良いと思ったのです。

業者の事務所に行くとその日は割と暇なようですぐにとりかかってくれました。

色の濃さの選択

まず始める前に色の濃さとグレードの選択をしなければなりません。

色の濃さは州によって規定があるらしく真っ暗はダメなようです。また前ガラスのティントはどこの州でも禁止です。旅行者が違う州に行く場合もありますが基本的に車を登録している州の基準に従っていれば良いそうです。

違法も方便?

そんな説明を受けている時にこの車を受け取りに現れたカタール人。前ガラスに濃いティントを入れています。えっ、それは違法じゃないのですか?

待っている間に本人に話を聞くと「カリフォルニアは日差しが強すぎる」「自分の目は弱いのだ」「警察に聞かれたら医者の証明書を出す」とおっしゃっていました。

ちなみにカタールは中東のお金持ちの国です。わりと西欧的、世俗的で、中東のイスラム教国の中でも自由な雰囲気の国です。

グレードの選択

もう一つはフィルムのグレードの選択。どれも紫外線は同じぐらい遮断するのですが、熱の遮断能力で普通のフィルム、カーボン系、セラミック系で違うようです。セラミック系は熱の遮断が凄いと勧められたのですが、夏は良いです。しかし逆に考えると冬は寒いのではないのでしょうか?結局中間点を取ってカーボン系にしました。

ティントを入れた後の窓ガラスはこんな感じになりました。
これだと中で何をしているか外からは分かりにくくなりました。

二日間窓ガラスの開け閉め禁止

ティントをした後2日間は窓の開け閉め禁止です。

外でお試し

海岸に行ってどんな感じか試してみました。

車の中でコーヒーを飲んでみます。

ティントを入れていない前方から見た感じ。
しかし後ろのガラスもティントが入っていますので前から見ても車内は暗く見えます。
白いコーヒーカップが目立ちます。

ティントを入れた横から見た様子。
テーブルクロスをかけて土台が暗いと分かりにくくなります。

テーブルクロスをかけていなくて土台が白いと目立ちます。

その後の感想

外から見られていないという安心感が気持ち良いです。プライバシーができたというか。。。

熱と紫外線の遮断ですが実際に違いを感じます。前ガラスからの光と横からの光の違いが肌で感じられるのです。窓ガラスを閉めていると日陰にいるような涼しさを感じます。

お金はかかりましたがしてよかった改良です。

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コメント

  1. 南天 より:

    アメリカの車中泊事情、いつも楽しく読ませてもらっています。
    日本ではスモーク(フィルム)と呼ばれています。
    作業員さんの画像では窓の外に貼っているように見えますが、日本では車内側に貼りますよ。