トランプ疑惑05:特別検察の捜査

トランプ疑惑04:ロシアの影 の続きです。

連邦特別検察官、ミューラーの捜査

トランプ大統領の選挙陣営とロシアの関与について捜査しているのは連邦の特別検察官、ロバート・ミューラーです。彼は過去にも有名な事件の検察官をしています。また2001 年から2013年までFBIの長官でした。 現在73歳。引退していたのをこの仕事のために呼び戻されたようです。この仕事に付いたのは2017年の5月からで現時点で1年7か月このロシア疑惑の捜査に当たっています。

‘America’s straightest arrow’: Robert Mueller silent as urgency mounts

こちらの記事によると腕時計は35ドルのカシオの時計だそうです。35ドルが安いので記事に書かれているブルック・ブラザーズの背広がいくらぐらいするか調べてみると約10万円前後です。別のところで見た情報ではこの白いワイシャツは定番でカジュアルな格好はほとんどしないようです。別の所の情報では朝早くからオフィスに来て遅くまで毎日12時間ぐらい働いているらしい。メディアに出て無駄話することは一切無く私生活はほとんど知られていません。彼もトランプと同じように非常に裕福な家庭出身で良い教育を受けたのですが、トランプが親の力で兵役回避したのとは違って進んでベトナム戦争に行きました。彼は共和党員です。

彼がこの任務についたのは2017年までFBI長官だったジェームス・コーミーがトランプに解任された後です。トランプがコーミーを解任し、これでロシア捜査のプレッシャーから解放されたと言い放ったのに対抗してFBIがロシア疑惑の捜査を本格化させたからです。

FBI 長官、ジェームス・コーミーの解任

FBI 長官ジェームス・コーミーはヒラリー・クリントンの Email 事件の調査と共に裏で大統領になったトランプのロシア疑惑の調査も開始していたらしい。当時はFBIがトランプとロシアの関係について疑惑を持っていただけで証拠が揃っているわけではなく表だってそのことに触れることができる状態ではなかった。しかしマイケル・フリンとポール・マナフォートの動きについては捜査をしていた。そのためトランプ大統領も含めて周りの人達はわかっていた。そこで捜査を止めさせるためにトランプはジェームス・コーミーを解任した。

FBI長官の任期は10年あったにも関わらず何も知らされず突然解任されたことでコーミーは非常に動揺していたようです。出張先でテレビニュースを見て自分が解任されたことを知り、慌てて軍用機でワシントンに帰った時トランプは「クビになったのになぜ軍用機に乗って来たと」怒ったそうです。

マシュー・ウィティカーの任命

US Deputy Attorney General と US Attorney General が日本語で何というのかよくわからないのですが、Deputy の方が上のようです。Attorney General は検事総長というのが正しいのかもしれません。ロバート・ミューラーの上司にあたるのが US Attorney General になるのですが Jeff Sessions と言う人が努めていたのですが2018年の11月に辞任しました。その後任としてトランプが任命したのがマシュー・ウェティカーと言う人です。任命された理由は熱烈なトランプ支持者でロバート・ミューラーの捜査に反対すると何かのメディアで大きく発言したのがトランプの目に留まり検事総長に任命されました。

しかし彼の経歴や過去がこの職にふさわしいものでは全くなく過去のトランプ寄りの発言も鑑みて ミューラーの捜査を邪魔するために任命されたのではないかと 大騒ぎになりました。しかし結局彼のこの職での在職期間は約3か月だけの短期でした。今月に諮問会に呼ばれトランプとの関係を問われましたが、答えたのは人を食ったような発言ばかりでした。しかしトランプにミューラーの捜査状況を報告していたのではないかと憶測されています。

米国諜報機関の公聴会

トランプ大統領はシリアの危機は去り、米軍は撤退すべきだと指示を出しました。プーチン大統領は素晴らしい人でアメリカは仲良くすべきだ。北朝鮮の金正恩と会談をして話をしたが核兵器開発はもうしないといっているからいいじゃないかとも述べています。

これに対して2月の初め米国の諜報機関の人達の公聴会がありました。そこで諜報機関の人達は彼らが調べた情報による現在の世界情報を発表しました。

するとトランプは米国諜報機関の発表が自分の意見と違っていることでメディアが歪曲をして報道をしたと言い張りました。諜報機関の人達はテレビで直接話をして発表したのにメディアが歪曲をしたといううのです。そして自分はプーチンや金正恩と直接会って話をした。自分の方が正しい。諜報機関の人達はもう一度学校に行って勉強をし直せと言い放ちました。

FBI長官代理、マッコービのインタビュー

こちらは最新のニュースです。ジェームス・コービーが解任された後FBIのNO2だったアンドリュー・マッコービーはFBI長官の代理を短期間務めました。彼は報道番組 60minutes の最新のインタビューで爆弾発言をしています。

約2年前になりますが、FBIとFBIの上司にあたる司法長官とトランプが大統領としての能力がないという理由で解任に追い込めないか相談したと言うのです。

そしてトランプとロシアとの捜査をしているFBIの長官はいつ解任されるかわからない。今までの捜査が闇に葬られるのを阻むために捜査体制を強化し解体されにくいように画策したのだそうです。

彼は退職が決まっていた直前に解任され退職金や年金を満額もらえなくなりました。そのため訴訟を起こしています。

続く:

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