断食ダイエット6:計画_体重維持

断食ダイエット5:実録_30日8kg減量 の続きです。

一日一食から一日二食に変更

断食ダイエットで一応目標体重まで減量を達成しました。その後体重を維持するにはどうすれば良いかと考えてみました。

一日一食はかなりつらいものがあります。その一日一食については何の制限もしていないので何でも食べていました。しかし食べたいものはたくさんあるのに好きなものを食べる機会が一日一食だけなのです。寂しい。。。

(一日一食なのにいろいろ食べると700-900カロリーになってしまうのは果物もたくさん食べているためです。大食いの習慣が抜けません。さわやかな小食になりたい。)

体重の減量を目的として減食ダイエットは達成しましたのでこれからは体重を維持するだけです。すると体重を減らす必要はないのでもっと多く食べることができます。そこで昼食と夕食の二食にすることにしました。

しかし脂肪燃焼とオートファジーが稼働する食事形態は維持したいと思うのです。

間欠的断食(Intermittent Fasting)

そこで考えたのは6-8時間の間に食事をして残りの18-16時間の間連続断食をするという食事形態です。以前にも書きましたが体が食事の栄養を燃焼する状態から体脂肪を燃焼する状態に転換するのが13時間後からなのです。ですから少なくとも13時間以上連続して食事を取らない時間が必要なのです。

食事から摂取した糖分を体の燃料として利用するためにインシュリンが活動し、インシュリンの活動が終わったあとはグルカゴンがインシュリンの反対の活動をします。インシュリンは糖分を体脂肪として貯めますが、グルカゴンは食事から取った栄養を使い終わった後の糖分の補給を体脂肪から取り出して糖分に変えるのです。この時点に行き着くまでには間食をせず糖分を取らずに13時間以上過ごす必要があります。

二食の食事の時間

二食を食べる時間の設定です。昼食を12時に取り、夕食を6時から8時の間に取ります。夕食の後何も食べなければ翌日の昼食を取るまでの18時間から16時間の間断食をすることになります。すると体脂肪を燃焼する時間が毎日確保できます。

そこで考えたのです。この二食目の夕食の時に糖分制限ダイエットをすれば夕食後にインシュリンが働く時間をもっと短くできます。夕食後から13時間後(翌朝7時頃)までかかるグルカゴンの始動時間をもっと短くできるはずです。

糖分制限ダイエット(and キートダイエット)

アメリカではキートダイエット(Keto Diet) をする人達がたくさんいます。糖分を制限して野菜と脂肪分とたんぱく質だけを基本に全ての食事をするダイエット方法です。必要なグリコーゲンは食事から得たタンパク質や脂肪をグリコーゲンに変換させて利用するのです。しかもこのダイエット方法を取っている人達はまるでKeto教の信者のよう毎日野菜、脂肪質、たんぱく質だけで長期間、中には何年もこのような食事をしているのです。

しかし私はこのダイエット方法は不自然すぎてあまり好きではありません。私の第六感が警鐘を鳴らしています。(警鐘:不自然すぎ)

脳や体の細胞が活動するために一番必要としているのが糖分=グリコーゲンなのです。しかしキートダイエットは炭水化物(糖分)摂取は悪いことと考え糖分の代わりにたんぱく質や脂肪分をグリコーゲンに転換して体の燃料として利用するのです。たんぱく質や脂肪分をグリコーゲンに転換して利用するというのはあくまでも食糧不足になった時に体が非常時体制で働く代替方法なのです。

なぜ非常事態の体の状態を毎日の日常状態として生活をするのか。。。

しかも動物は肉として食卓に上がるまで穀物を食べさせ2-3年間飼育しなければなりません。それに対して穀物は半年ぐらいで収穫し食料にすることができます。食肉を食料として利用するのは穀物を作るのに比べて効率が悪すぎます。美味しいお米やパンやパスタがあるのになぜわざわざ動物性たんぱく質を中心に食べて毎日の食生活をするのか。

野菜中心の低カロリー夕食(キートダイエット応用)

私の行おうとしている糖分制限ダイエットはサラダ類と野菜中心の炭水化物=糖分無しの夕食です。昼食はとんかつや親子丼、パスタ、ピザ、サンドイッチ等炭水化物たっぷりで普通の何の制限も無い食事をします。すると昼食から13時間後は深夜の1時頃になります。

夕食に普通の食事をして糖分を取ると13時間後は翌日の朝7時頃になります。しかし二食目の夕食を野菜中心、アボカド、チーズ、卵、少量の鶏肉等、糖分の少ない低カロリーの食事を中心にすると理論的にはインシュリンが発動することも無く(もし少量の糖分が含まれていてインシュリンが発動しても超短時間で活動終了)理論的には夕食から5-6時間後の夜中の1時頃には体脂肪燃焼状態になります。夕食の糖分とインシュリンはカウントされません。そのためたとえ二食食べても長時間の断食時間を毎日確保できるのです。

しかも昼食には好きなものを好きなだけ食べることができます。糖分制限は夕食だけです。

毎日必要カロリーだけ摂取にしたらどうか

体重維持だけなら毎日必要カロリーを摂取するだけにする方が良いのではないかという意見も出てくるかと思います。しかし毎日13時間以上の断食時間を作るのは良いことがたくさんあります。

まず胃や他の消化器官に休む時間を与えます。少量でも3食食べ続け、たまに間食もしていると消化器官が休む暇がありません。消化器官を休ませることも必要なのです。

次に前にも書きましたが13時間を過ぎて1-2時間ぐらいの間成長ホルモンが分泌されるのです。成長ホルモンは若返り効果があります。毎日夜寝ている間に成長ホルモンが活動し若返り活動をしてくれるのは嬉しいではありませんか。内面からバリバリと力強さを感じます。

オートファジー

この方法は毎日の胃の活動と胃の休息の交代を日常にすることです。胃を24時間稼働させ続けるのではないのです。この点は良いのです。しかしこのような緩やかな断食で果たしてオートファジーが発動するかどうかが疑問になります。体脂肪燃焼は可能だと思うのですが、オートファジーはその次の次元ような気がします。

しかもこれが日常になれば効果が薄れるかもしれません。

解決策として一ヵ月一度ぐらいは48時間断食、三か月に一度ぐらいは72時間断食をして体に活を入れるのも良いかもしれません。するとオートファジーが発動するのではないでしょうか。。。体重計のように明確な結果が現れないのであくまでも希望的な考え。

以上が私の考えた体重維持の新しい食生活の作戦です。

今のところリバウンドもなく体重維持は継続できています。

続き:断食ダイエット7:実際_体重維持

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