車住族39:車住族の女性集会 (D1)

2019年新年早々にアリゾナまでドライブして行きました。理由はボブウェルスの主催するRTRの女性版の集会に参加するためです。

WRTR、車住族の女性集会

RTR はボブウェルスが一年に一回主催する車住族の人達の集会のことです。この女性版は昨年から開催されるようになりました。昨年は通常のRTRの後に開催されたのですが、今年は通常のRTRの前に開催されました。理由はキャンプ生活に不慣れな女性達が女性達の集会で安心して参加。少し慣れたところで通常のRTRに行くいう親切心満載な考えの設定です。

深夜にアリゾナに向けてドライブ

ロサンゼルスを出発したのは深夜の12時頃でした。これを言うと深夜族のように見えますが、深夜だと交通渋滞に巻き込まれることが少なくて早く移動できるのです。

約2時間半かけて150マイルをドライブしました。夜の2時半頃にはさすがに疲れてきてフリーウェイから降りて深夜のガソリンスタンドの近くで仮眠。6時頃に起きて残りの100マイルのドライブを続けました。

この辺りは仮眠を取った Indio を過ぎた後、高原を登ってゆくところです。朝陽が段々明るくなり空の色が変わってゆく風景がとても綺麗です。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は WRTR01-02.jpg です

朝陽が上がった後も砂漠のフリーウェイのドライブを続けアリゾナの Quartzsite を目指します。

RTRの会場を下見

Quartzsite に着いたのは朝の8時頃。WRTRが始まるのが10時からのはずですからまだまだ早いです。そこで昨年行ったことがある通常のRTRの会場を下見に行きました。

ところが人があまりいない状態で閑散としています。通常のRTRは4-5日後ですから当然です。しかし会場の外でキャンプしてRTR の開催を待っている人達もいました。

グーグルマップに無い道

WRTRの会場は通常のRTRの会場から25マイル以上離れた北の地域です。しかしiPhone のグーグルマップを見ても出てきません。家を出る前に印刷して来た地図を頼りに見当をつけて右側に向かう道を右折。

砂漠の道を約15分から20分程ドライブしたところにWRTRの会場がありました。

WRTR説明会

会場に着いてみると既に説明会が始まっていました。

えっ、余裕を持って早く着いたはずなのですが。。。

いつ頃から始まったかと聞くと一時間程前。時間を聞いてみると11時を過ぎていました。そこで初めてカリフォルニアとアリゾナの時差が一時間あることを思い出しました。しかもほとんどの人達は数日前からこの会場に着いてWRTRが開催されるのを待っていたようなのです。。。。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は WRTR01-05.jpg です

なぜ自分が早めに来て他の人達がぞろぞろと会場に着くような脳内妄想をしていたのか自分ならがら意味不明です。現実的なことはあまり何も考えていなかったようです。どちらにしても初日の説明会では会場の説明と規則の説明がほとんどで大した内容ではありませんでした。

駐車場所を選ぶ

次にしたことは広い会場のどの地点に自分の車を停めるか決めることです。

会場の中で参加者の趣味によって区画が分かれています。ハンディキャップの人達はメイン会場の近く。テントの人達もメイン会場の近く。ペットがいる人達は割と遠くの一角。発電機を持っている人達も割と遠い一角等です。

自分が駐車する場所については事前に考えてきていました。メイン会場に割と近い芸術・創作家たちの一角です。メイン会場に近いので便利だろうと思ったからです。

他の車の見学

このような会場に着いて一番楽しいのは他の人達の車の中を見学することです。早速近所の人達に声をかけて見学させてもらいます。

こちらはミニバンを改造した車です。大きなプラスチックの容器を並べベッドの台にしています。奥に見える収納家具はスリフトショップで格安で買ったものだそうです。超簡単な設定になっています。しかし後部座席を全て取り外していますのでその一点は大変です。

こちらが外側から見たところ。女性一人なら十分な大きさです。

外に調理器具を並べ料理の用意をしていました。

昼食、焼きそば

朝早くでてお腹が空いていたので昼食を作って食べました。いつもの焼きそばです。紅ショウガを忘れてしまったのが残念。

焼きそばは美味しくて満腹感があり大好きなキャンプ料理です。

カナダ人の女性

私が駐車していたところの隣にいた人はカナダ人の女性でした。ミニバンをキャンプ用に上手に改造した車に載っています。基本的に調理は外でするようになっているようです。寒い時や風の強い時、そして雨の時には困りそうです。

カナダ人の人はアメリカに6か月間問題なしに滞在できますから冬になるとアメリカに来る人が多いのです。半年間の簡易ビザでアメリカを訪れるカナダ人は毎年100万人ぐらいいるのだそうです。

WRTR講習会の方法

WRTRのシステムは朝10時からと午後2時から何人かのボランティアの人達が会場中にたくさんある番号を付けた旗の場所で自分の特技や経験を話して他の人達に説明するようになっています。

旗は25ぐらいまであります。そしてグーグルマップの使い方。ソーラーパネルの使い方。調理器具の使い方。風呂・シャワーの代わりにどんな方法で体を綺麗にするか等自分の体験を説明して参加者の意見を聞いたり意見交換をしたりします。この人はトイレの使い方の説明をしています。(この人はかなり有名なユーチューバーです)

夕食の支度

今回の夕食は五穀米、ジャスミン米、しめじ、インゲン豆、チキンの炊き込みご飯です。

炊飯器に材料を入れてスイッチを入れるだけでご飯が炊けてしまいます。
美味しそうにできました。

一月の夜は早い

講習会を聞いて夕食の支度をした後はアッと言う間に暗くなってしまいました。一月の初めは冬至が終わってまだ10日ぐらいしか経っていませんから一年で一番昼間の時間が短い時期です。アッと言う間に夜に突入。

近くの人がキャンプファイアーをしていたのでそこにお邪魔して6-7人のグループでお話をしました。遠くの方のキャンプファイアーでは手品をしているグループもいて賑わっていました。一時間半程お話をしたあと自分の車に戻り就寝準備。冷蔵庫とバッテリーを助手席を倒して設置したテーブルの上に移動させます。

すると後部座席の半分の部分が空になって車内が広くなります。小さな車ですが何も無いと広々として解放感があります。

今日の昼間はインターネットとメールが使えたのですが夜はあまり使えませんでした。すると何もすることが無いので就寝が早くなります。ネットが無いと生活が健康的になります。

こうしてWRTRの第一日目は終わりました。

続く:車住族40:車住族の女性集会 (D2)

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