旅装備31:ステンレス一人鍋 の続きです。
半年間使用後の状態
この一人鍋が気に入っていた理由は簡素なデザインと収納場所が小さいことでした。
しかしこちらが半年間使用後の状態です。
蓋の方の状態は変化が無く悪くはありません。
しかし内部と外面の状態が非常に悪いです。
強烈に火で熱したと思われる所の色が段々と変わって来たのです。
メーカーは新潟のパール金属ですが、中国で製造されています。きっとステンレスの品質が良くないのでしょう。これでは気分が良くないですよね。
実は以前持っていた中国製のキャンプ用の炊飯器具も同じように金属の一部の色が変わってしまい、そのまま使うのは気分が悪いので捨ててしまいました。(一番右の鍋、その他のものはあまり使っていない。かつ大きさが非実用的)
いつまで経ってもステンレス鍋がしっかりして色が変わらないというのは昔は当然のように疑いなく受け止めていたのです。しかし中国製品の氾濫でいつの間にか当然のように保証されていたある程度の品質が悪くなってしまっているようです。悲しいですね。
こちらは何年使っても色が変わらず品質のしっかりした昔のアメリカ製品。
代わりの鍋の選択
気分を一新するため新しいものを買うことにしました。まずアメリカのアマゾンを探してみたのですが丁度良い大きさのものが見つかりませんでした。やはり一人鍋という用途では日本の方が選択肢が多彩で楽しいです。
ステンレスで変色するのが嫌ならありふれたアルミ製のものはどうだろうと思ったのですがリビューを読むと薄すぎて変形しやすいと書かれていました。それもちょっと困る。。。。
こちらは最初のものよりは丈夫そうです。しかし取っ手が長く出すぎていて収納時に邪魔になりそうです。私が最初の一人鍋が気に入った理由の一つは取っ手のすっきりした形状なのです。
こちらは和平フレイズという日本メーカーのものですが、しかし下のパール金属のものと全く同じに見えます。同じ所で制作されて別のメーカーに納められたもののように見えます。しかもこの取っ手では間違って下方に力を加えると簡単に取れてしまいそうです。
しかも蓋の形が私の持っているものと全く同じなのです。ということは全て同じ場所で作られている可能性があります。ということは同じように品質の良くない中国製ステンレスの可能性があります。
あちらこちらと探して最後に行き着いたのがこちらです。しかし一人鍋というより少し大きめです。リビューを読むと2人でも大丈夫そうな大きさだと書かれています。しかし上記の一人鍋一覧の中にはこれ以上良さそうなものがないのです。
こちらも和平フレイズで燕三条の日本製と書かれています。上記の中国製と思われる一人鍋は外注でこちらは自社製品ということ?それともこちらは日本メーカーに外注したのでしょうか?
どちらにしても日本製いうことは少なくともステンレスの品質は中国製よりは良いのですよね。多分、、、。と言う理由で上記の製品を注文しました。
アメリカから注文したので送料が12ドル余計にかかりました。
製品が届く
製品は注文してから一週間と割と早く届きました。
さすがに新製品は気持ちが良いです。
ピカピカと輝いています。
古いものと比較
古いものと比較してみました。
ちょっと深さがありすぎるような気がするのですが。。。
あと0.5 cm から1.0 cm 程浅かったらよかったのにと思います。
しかし造りは古いものと比べてかなりしっかりしています。
ステンレスの品質は良さそうです。
第一印象は一人鍋にしては少し大きい。まるで小さな洗面器のようです。顔が入ってしまいそうな大きさです。しかしラーメン丼で大きなものもありますからそれを考えると変でもないかも。どんぶりの大きさを考えれば慣れかもしれません。
買ってしまったのにあれやこれやかなり悩んでしまいます。
蓋をさっそく自己流に、、、
高さがあるために蓋の丸さが余計に大きさを強調してしまいます。
こちらが比較なのですが。。。
何気なく別の鍋用に使っていたガラス製の蓋を被せてみるとぴったり合います。
ん~。こちらの方が良い感じ。
ガラス製の蓋は丸みが少ないので多少小さく見えます。
しかも中の状態が外から見えるのも良いのではないだろうか。。
早速受け取ったばかりの蓋をお払い箱にして使わないという結果になりそうです。
これならステンレス製の洗面器を買った方が良かったかも。。。。
続く:旅装備37:ステンレス一人鍋 03
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