スラブシティーの見学が終わりソルトン海周辺で今夜泊まるキャンプ場を探しながら戻ります。ソルトン海の周りにはいくつものキャンプ場があるのです。
目次
Salt Creek Beach キャンプ場
ソルトン海を取り巻くキャンプ場の一つの Salt Creek Beach キャンプ場にはたくさんのキャンピングカーが駐車していました。
不思議に思い興味本位でドライブして行ってみました。大通りから少し離れたところにキャンプ場があります。大通りからドライブしながら遠目にキャンプ場を見ることはできるのです。
そこのキャンプ場にいた人達になぜこんなにたくさんの人達が集まっているのかと質問しました。するとイベントをやっているというのです。私は訳がわからず不思議な顔をすると「男たちだけ集まるイベントだ。トラブルにならないうちに今すぐに帰った方がいいよ」と言われました。「えっ。。。!」
その答えを聞いてそそくさに車をUターンしてここから出て行きました。
Mecca Beach キャンプ場
次に行ったのは Mecca Beach キャンプ場。ここのキャンプ場は昨日短時間だけ来たのですが、キャンプ場利用料金がいくらかかるか見ていませんでした。そこで値段を見に来たのです。
見るとキャンプ場利用代は20ドルです。Corvina Beach の料金は10ドルですからここの利用料は2倍ですね。見た感じ施設など少し良いので高くしているのかもしれません。
Corvina Beach キャンプ場
結局 Corvina Beach キャンプ場でキャンプすることに決めて戻って来ました。このキャンプ場は水辺にすぐ近くでなかなか良い場所だと思います。値段も半額ですし。。。
この箱にある封筒に車の番号と名前と現金を入れてポストの中に投函します。
私がキャンプ場所に選んだところはこのテーブルの横です。
隣には後でわかったのですがカナダから来た二人組の男性がキャンプしていました。彼らは普通乗用車で旅行をしており夜寝るのはテントを使っています。
目の前の草木には小鳥の群れが木に留まっていました。
魚骨の砂浜を歩く
ソルトン海の空と地平線は遠くまで広がっています。
この砂浜の砂は実はほとんどが魚の骨なのです。海の水が汚染されており夏になると酸欠になります。そのため毎年夏になると大量の魚が死んでゆきます。その死んだ魚の骨が50年もの間に積み重なって大量の魚骨の砂浜ができてしまったのです。
砂浜を良く見ると魚の死骸やミイラがたくさん散らばっています。
世紀末感が漂っていますね。この世の終わり腐海です。
汚染された水
これがソルトン海の水です。茶色に汚く汚れています。
この海の水は約100年前にソルトン海ができて以来新たな水が流入していません。しかもたまに雨が降ると近隣の農地などから農薬の含まれた水が流れ込みそれが蒸発しどんどん汚染が進んでいるのです。
下の写真は多分60-70年程前のソルトン海のポスターですが、昔は人が泳ぐことができるほど綺麗で人気のリゾート地だったのです。しかし今は非常に汚染されています。しかもますます汚染はひどくなる一方なのです。
しかし水の汚さと魚の死骸と異臭をさえ気にしなければとても綺麗な場所です。
ソルトン海の夕陽
ソルトン海の一番の見どころは夕陽と朝陽です。
雲がある方が表情があってよいですね。
強風の中夕食を作る
日が落ちて暗くなる前に夕食を作り始めました。暗くならないうちに終わらせたかったからです。しかしちょうどその頃から強風が吹きだして調理をするのがなかなか大変でした。油料理なので車内では調理したくないので強風の中風よけをガスコンロの周りに張り巡らせて料理をしています。
隣にキャンプしていたカナダ人達は強風のため料理をするのを諦めたそうです。私といえば家から持ってきた鶏肉をこれ以上放置できず調理するしかありません。もしここで料理をするのを諦めたら明日は捨てるしかない状態になるなのです。頑張って料理をしていると隣のカナダ人達があなたは僕らより上手くやっていると言ってくれました。
これが出来上がった夕食です。作りたてなので暖かくて美味しかったですよ。
続く: