DNA検査03:黒人社会に衝撃 01の続きです。
Youtubeで見かけたDNA検査結果発表動画について翻訳していくつか紹介します。
目次
例1:3/24/2014 の動画 (watch?v=YoS5pbz-fLI)
テストを受ける前の気持ち:
DNA検査を受けようと思ったのは自分の先祖がどこから来たのかわからないので知りたいと思ったから。たった一つだけわかっているのは私の祖母は50%黒人。彼女の父は100%ネイティブアメリカン。でも祖母は彼女の父に会ったことはない。祖母には兄弟がいるが、父親が違う。私も自分の父が誰か知らない。教えてくれといったけど教えてもらえなかった。いつも人からあなたは混血なのかとよく聞かれるが、私自身もわからない。
自分の予想:
多分ネイティブアメリカンとエチオピア。
エチオピアというのは私の母はエチオピア人にそっくりだから。
DNA検査の結果:
76% = アフリカ
23% = ヨーロッパ
>1% = ネイティブアメリカン
76%内訳 (21%=ベニントーゴ,17%=カメルーンコンゴ, 14%=ナイジェリア, 12%=アイボリーコースト, 6%=セネガル, 2%=南アフリカ, 2%=マリ, 1%=西アフリカ)
23%内訳 (5%=イギリス, 6%=アイルランド, 4%=西ヨーロッパ, 残り=他の欧州)
感想:
すごく驚いた。ネイティブアメリカンが1%以下というのには本当に驚いた。私の祖母は半分ネイティブアメリカンなのよ。それなのに私は1%以下ネイティブアメリカン!どうしてなの?
しかも私は23%ヨーロピアン?!えぇ~!なぜなの?理解できない。私の家族にはヨーロピアンは一人もいないのよ。ゼロ。一人もいない。一人もいない!白人は一人もいない!
。。。誰かが嘘をついている。私の祖父母の誰かが嘘をついている。明らかに誰か一人が嘘をついている。でないと私が23%白人であるはずがない。23%というのはすごく大きいわよ。2%-3%とかとは違う。2-3%なら奴隷時代にむにゃむにゃがあったかもしれない。でも23%!明らかに私の母が半分白人でないと私が23%白人になるはずはない。変よ。変よ。変よ。ごめんなさい。何度も同じことを言って。私はすごくショックを受けているから。
家系図を作ろうと思っていたのだけど、ショックを受けすぎていて出来ない。
例2:1/8/2016 の動画 (watch?v=c56sCXsuACw)
上記の同じ人が二年後にその後何があったかについて説明しています。
大学を卒業してやっと時間ができたのでその後について説明します。前の動画では祖母が半分ネイティブアメリカンなのに私はほとんどネイティブアメリカンではないのにショックを受けた。
私の家族がDNA検査の結果についてどのような感想を持ったか説明します。彼らも私と同じぐらいショックを受けていた。私のリアクションビデオに困惑をしていた人がいたようですがリアクションビデオはそんなものでしょう。
実は私の母もものすごくショックを受けていた。白人の血が入っているなんて私たち家族に取っては全くの予想外。私の肌は少し明るいのでこれは祖母のネイティブアメリカンの血から来ていると思っていた。私の祖母は凄く凄く凄くショックを受けていた。明らかに彼女の人生ずっと彼女の父はネイティブアメリカンだとずっと思い込んでいたのだから。でもそれは違っていた。私が1%以下ネイティブアメリカンならね。
私の祖母を嘘つきだというのは良くないと思う。それは失礼だから。そこで私は祖母にDNA検査を受けたらどうかと提案したのだけど、拒否された。彼女は知りたくないそうだ。それならしょうがない。
そこで祖父(祖母の夫)にDNA検査を受けたらどうかと提案した。それはOKだった。それとおじにも提案した。彼もOKだった。結果は祖父は30%ヨーロピアンだった。主にアイリッシュだったけど。
良かったのは従兄がDNA検査の親戚調査で父親を探すことが出来たこと。彼は父が必要だったのでそれは本当に良かった。
このDNA検査で私の人生がどう変わったのかというと全く変わらない。祖先のことを知ることができたことはとても良かった。でも自分は今までの自分でしかない。それはいつも忙しすぎて考える暇がないからかもしれないけど。。。
例3:11/24/2014 の動画 (watch?v=AfWyYgIFihg)
DNA検査の結果:
81% = アフリカ
17% = ヨーロッパ
2% = 南アジア
感想:
かなり驚いた。(いろいろ述べる)ネイティブアメリカンが全くないのが驚いた。自分の父親の家族はネイティブアメリカンの先祖についていつも大げさにいろいろ言っていたのにね、そういえば以前に本を読んだことがある。たくさんの黒人家庭は白人の祖先について隠すためネイティブアメリカンと嘘をついていたそうだ。なぜなら昔は人種差別が酷かったから。それとは反対に白人家庭は黒人の祖先について隠すためにネイティブアメリカンと嘘をついていたらしい。それが原因かもしれない。
このテストについてお金の無駄だという人がいるけど、服にお金をかけても4-5年しか持たない。このテストの結果は死ぬまで使える。特に黒人の場合過去と断絶しているのでこの検査を受ける意義はとても大きいと思う。
例4:5/19/2017 の動画 (watch?v=IhBGIAzJCbs)
自分の予想:
85%-95% = アフリカ
15%-5% = ヨーロピアン
DNA検査の結果:
74% = アフリカ
22% = ヨーロッパ
2% = コーカサス
>1% = 南アジア
>1% = ネイティブアメリカン
74%内訳 (33%=ナイジェリア, 14%=ベニントーゴ, 11%=マリ, 残り=その他)
22%内訳 (12%=イギリス, 4%=アイルランド, 3%スカンジナビア,2%=西欧州, 1%=イベリア半島)
感想:
アフリカ系の割合が低くてヨーロッパ系の割合がかなり高いので驚いた。父方の家庭ではネイティブアメリカンの祖先のことについてよく話している。でも自分はそのことにはあまり関心がなかった。なぜならほとんどすべてのアフリカ系の家庭では同じようにネイティブアメリカンの祖先の話がある。でも現実はそれはヨーロッパ系の祖先だったと言われている。ほとんどの場合それは奴隷時代に混ざった結果だったというのを知っているから。自分の中にヨーロッパ系の割合が高いのはそれが原因だからだと思う。
例5:11/24/2017 の動画 (watch?v=-9K5wQzNKt4)
DNA検査の結果を見る前の言葉:
コンピューターのモニターにDNA検査の結果がにあるのだけどちらりと見ただけでまだ詳しくは見ていない。見る前に自分について説明をする。
私の父は黒人だ。出身地はジョージア州。私の家族はジョージア州にずっと昔から住んでいる。彼らはいつも私たち家族にはネイティブアメリカンの血が流れていると言っている。それはどの黒人家庭でも同じように言われてきていることだけど。。。よく言われているのは頬骨が高いのがネイティブアメリカンの証拠とか。。。
ただ私の家族の場合他とは違うことがある。それは私の名前だ。私の名前は大叔父の名前を受け継いだものでネイティブアメリカンの名前だ。それが他の黒人家庭で言い伝えれれていることと実際にネイティブアメリカンの名前を持っていることとの大きな違いだ。黒人家庭の言うネイティブアメリカンの血は99.8%が単なる言い伝えだが自分の場合は違う。
私の母方だが彼女は一部アイリッシュの血を引いている。私の母は彼女の母よりかなり白い。白人のようだ。問題は彼女の父は養子なので彼女の父の血統がどこから来たの全くかわからないことだ。だから母方の血統がどこから来たのかわからない。そして彼らはずっと昔に無くなっていて自分は母方の祖先に会ったことは無い。
DNA検査の結果:
まずアフリカ系を見る。
25%=ナイジェリア, 15%=ベニントーゴ, 15%=マリ, 10%=バンツー, 6%=カメルーンコンゴ, 6%=アイボリーコースト, 6%=セネガル
(5:00) 次のカテゴリー:
ん?何? オーマイガー、オーマイガー、(カメラに向かって)今、頭を整理している。
今、ショックを受けている。自分の予想外のことがたくさん出ているので。。。
オーマイ。。何? なぜ?なぜなんだ。誰か説明してくれ。今すごく混乱している。
はぁ?何?これは何?何?どうして?なぜなのだ? (ここでビデオが中断)
(別の服で動画がスタート)
前の動画ではあまりにも混乱してしまって中断をしなければならなかった。ごめんなさい。あの動画の後信じられないけど私の家族の中では大きな変化があった。
32%内訳 (9%=アイリッシュ, 3%=西ヨーロッパ, 2%=コーカサス, 1%=イギリス)1%=南アジア
凄くショックを受けた。ネイティブアメリカンが無い。今までずっとネイティブアメリカンと言われ続けていたのに全くない。
もう一つのショックなことは今まで知らなかったおばさんが見つかった。彼女は一人っ子だと思っていたのに13人もの兄弟がいることが分かった。感謝祭の時に感動的な出会いをした。
例6:12/8/2017 の動画 (watch?v=V6zkjymQxDw)
自分史:
自分は子供の頃から親から黒人とネイティブアメリカンであると教えられてきた。奴隷の白人所有者の血も少し混じっているだろうと言われてきた。しかしほとんどは黒人で少しネイティブアメリカンだろうと言われてきた。
自分の予想:
75% = アフリカ
20% = ネイティブアメリカン
5% = 白人
DNA検査の結果:
67% = アフリカ
32% = ヨーロッパ
>1% = 西アジア
67%内訳 (25%=ベニントーゴ, 19%=カメルーンコンゴ, 19%=マリ, 4%=他)
32%内訳 (19%=西欧州, 5%=イベリア半島, 4%=イギリス, 2%=アイルランド, 1%スカンジナビア)
>1%内訳 (コーカサス地方)
感想:
この結果にはネイティブアメリカンについて何も出てない。フゥ~ン。誰かが嘘をついていたのだね。これが私。とても面白い。私の兄弟もDNA検査をしたのだけど、少し違った結果が出てきた。同じ両親なのだけどね。興味がある人はやってみると面白いと思うよ。
私の感想
一番最初の女性の祖母のDNAは祖母がDNA検査を受けるのを拒否したので分かりませんが、祖父のDNAでは白人率が30%だということでした。祖父の30%というのは動画主の女性の23%より高い率です。この高率だとたとえ祖母が半分白人でなくてもかなりの高率の白人遺伝子を孫に残すことになります。
祖父母のうちの一人が100%白人で他の3人が100%黒人の場合の場合孫は25%の白人になります。しかしアフリカ系アメリカ人全体が平均で25%の白人のDNAを持っているらしいのです。ですからこの率はいつまでたっても変わりません。
5番目の男性はコメント欄で99.8%違うと言い切っているのになぜ自分はそうでないと言い切れるのかと突っ込まれていました。すると自分はインディアンの名前をもらっていたからだと答えています。しかも彼の家族はネイティブアメリカンの集会にも参加しているのだそうです。ネイティブアメリカンの集会に参加している人達の中にはネイティブアメリカンのDNAの無い人達がたくさん含まれているそうです。
また時間系列が最近になればなるほど既にネット等で調べていて白人率が高いことネイティブアメリカンのDNAが無いことを事前に知っている人が増えているようです。
関連:DNA検査10:黒人社会に衝撃 03
続く:DNA検査05:日本人のDNA