CA–Salton Sea ソルトン海 1/3

2016年に南カリフォルニアのエルシノア湖に行った時、改めて地図をみるとその近くに巨大な湖があることを発見しました。それまでは全く気にも留めていなく、知りもしなかったこの湖のことを調べてみました。

ソルトン海ができた理由

この湖は1905年に人為的ミスで間違えて作られてしまった湖でした。理由は灌漑事業をしていた時、間違って水路を開いてしまい、コロラド川の水が砂漠の低地に流れ込んでしまったのです。その流水は2年も続き結果的に砂漠の真ん中に巨大な湖ができてしまったのです。面積は889km2ですから香川県のほぼ半分の大きさです。

できてしまった湖は仕方がありません。1950年代はこの湖を保養地として開発しようとしました。当時はかなり注目され、たくさんの人たちが観光に訪れたり、テレビや映画でも取り上げられました。しかし砂漠の湖を維持しようとするには常にコロラド川から水を補給してゆかなければなりません。しかしコロラド川の水は貴重で農業用水や都市部の水源にもなります。大量の水を間違えてできてしまった湖に無駄に流すことはできません。

ソルトンレイクは砂漠の湖ですので渡り鳥達が水を求めて住み着き、魚も生息するようになりました。(計画的に放流したのかは知りませんが。。。)しかし新たな水の供給がないためだんだんと湖の水は干上がってきて塩分が高くなりました。すると夏には湖に生息する魚たちが窒息死してしまいます。

今はこの湖の周辺は放置された昔の建物と干からびた魚の死骸と悪臭でこの世の末のような様相をしているということなのです。そしてそんな風景が写真家達が喜ぶ絶好の風景なのだそうです。そんなことを知り無性に行ってみたくなったのです。

ソルトン海を見に行く

行くのは魚の腐ったにおいがあまりしない冬が良いとのことです。そして朝日の出と夕陽が特におすすめだそうです。そういうわけどうしても行って見たくなりで2月に行ってみました。

地図で調べるとロサンゼルスから160マイルの場所にあります。車を運転して約三時間の距離です。出かけたのは午後1時半頃。いろいろと用意をしていたらだんだん遅くなってしまったのです。予定は一泊二日。しかし数日前から雨模様で当日の夕陽は期待できそうにありませんでした。

これはソルトンシーの南側の沿岸。遠くの方に水平線が見えます。これは夕方5時頃です。御覧のように雨雲が重くのしかかりどんよりしています。周りの住宅地は半分ぐらい空き家で寂れた感じでした。この後この近くの静かな場所で車中泊をしました。翌日の朝は朝日を見るために早く起きる予定です。

北海岸に行く

翌日の朝4時頃起き、場所を移動します。近くのガソリンスタンドに聞いたところソルトンシーの見どころは北東側なのだそうです。そこで来た道を引き返し、北側へドライブしてゆきました。朝早いので道路には誰もいません。

ボンベイビーチ

北東側の真ん中ぐらいにあるボンベイビーチの看板です。
1950-1960年代は賑やかな町だったそうです。

廃墟の街並みの背後で朝日が出てきました。

朝日が綺麗。湖を背景にしたらまた別の感じではないかと思います。
しかし行き当たりばったりなのでわかりません。

人の住んでいない廃墟。このような寂れた建物がたくさんあります。

半分ぐらい空き家なのですが、中には人の住んでいる家もあります。

昔の車。何もかもが50年前で時間が止まってしまったような町です。

昔風のモーテル。

この廃墟感がたまらない。廃墟マニアが喜びそうです。

続き:CA–Salton Sea ソルトン海 2/3

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