中部北陸旅行D2:糸魚川線

— きろはんの随想:中部北陸旅行 第2日目 —

雪が降っていて黒部ダムは交通止め。今シーズンはこれで終わりだそうです。仕方がないので別の予定を立て糸魚川線に乗って日本海に出ることにしました。その後は南砺市井波です。

今日の行程

大山町 — 糸魚川線 — 南小谷で乗り換え — 南砺市井波
思わぬ事態に遭遇。旅行の予定を変える。

雪国の朝

翌朝旅館の窓から見た風景。雪をかぶった山々。青い空との色合いがとても綺麗です。

旅館の私の部屋。私の印象ではここは登山客相手に商売をしている宿のようです。

黒部ダムに行こうとして張り切って駅の方へ向かう。

すると黒部ダム行きは雪のため今日から閉鎖、今シーズンは昨日で終わりだと聞きました。また来シーズン来てくださいと言われました。えぇ~~? 黒部ダムは今回の旅行の大きな目的の一つだったのです。とほほ。もしかして宿の人は知っていたのでしょうかね?知らなかったのは私だけ?

仕方が無いので予定を変えて糸魚川線に乗って日本海へ行くことにしました。最初の予定を変えても移動しなければ目的地へ行けません。黒部ダム行きの案内の人には10時過ぎ発の列車があると聞いていたのです。ところが駅に行くと8時台の列車が今にも発車しそうな状態で駅に停車中だ言われてあわてて列車に飛び乗りました。

糸魚川線、第一部

どんな経路を通ってもこの辺りに来たのは初めてなのです。全て新しい旅の経験。旅程が変わっても別の予定に変えればそれはまた新しい経験。雪の風景を楽しむぞ。と列車の席に座り窓の外を見ながらのんびり移動。

雪に覆われた風景を見ながら鈍行列車でごとごとと揺られてゆきます。

木にかかった雪がとても綺麗です。

雪景色の中の冷たそうな川の流れ。

南小谷で乗り換え

南小谷駅で違う列車に乗り換えです。

かなり時間があったので駅の外へ出てみました。

しかしめぼしいものは何もありません。

仕方が無いのでまた駅へ戻り、そこにいた人たちとおしゃべり。そのうちの一人の学生らしき人は日本一周旅行中。二人連れは台湾からの観光客でした。

ホームに戻り次の列車に乗り込みます。

糸魚川線、第二部

列車の車内です。ほとんどお客さんはいません。

糸魚川線は川に沿うように走っています。

一つ残念だったのは山中の川にかかわらず、コンクリートの塊が壁面や川底にたくさん見えたことです。もう少し大自然を感じられる風景を保存しておいてほしかったです。

この時は12月初めで、紅葉がたくさんありました。

私のおやつ、富有柿とお茶です。富有柿が大好きなのです。

糸魚川市

糸魚川線の最終地は糸魚川駅。新幹線の乗り換えまでは少し時間がありましたので歩いて日本海の見えるところまで来ました。10数分から20分ぐらいだったでしょうか?

日本海を挟んだ道路の手前に物見やぐらのようなものがありました。そこに上がると道の向こう側に日本海が見えます。もう少し近いところで日本海をみたいです。

糸魚川の駅に戻り新幹線を待ちます。これが糸魚川の町の様子。

新幹線の窓から見た風景です。

南砺市井波

富岡市で新幹線を降りた後、約30分程バスに乗って着いたのは南砺市井波地区です。ここは以前からネット情報で知っていた木彫り彫刻産業の町です。今回北陸地方に行くと決めて地図を見ていたら見つけました。ちょうど都合よく白川郷の近くでしたのです。この日はこの町を見学して泊まることにしました。

この町は木彫り彫刻産業で栄えた町です。お寺の装飾や欄間に使われているものです。

町中のいたるところに木彫り彫刻があります。

 

道路わきの水路の蓋にも木彫り模様があります。

井波別院瑞泉寺

小雨交じりの曇り空だったため写真が暗いのですが。。。このお寺は凝った木彫りの装飾が満載された豪華なお寺です。

この丸い雨水ためがなかなかフォトジェニックでした。

夕食はとても美味しかったです。

続き:中部北陸旅行D3:白川郷

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