これはもう2年も前の話なのですが、私にとってはこれは記念すべき初めてのママチャリ長距離旅行の記録なのでぜひ書きたいのです。行った先は宮崎県西都原古墳です。宮崎市内から約25キロの距離にあります。ということはこの自転車旅行で往復で50キロの距離を走ったことになります。記念すべき理由というのは50キロ走ったことで10キロ、20キロは大した距離では無いと思うようになったことです。
西都原古墳までの道程
国道10号線を通り次に219号線になります。この頃宮崎市から佐土原市になります。次に西都市になり市内を通って西都原古墳に着きます。
こんな長距離を自転車に乗ってゆくのは初めてでとてもきつかったです。
佐土原神社
佐土原市に入って中心街の近くにあったのが佐土原神社です。写真のものなのですが、建物の作りが珍しいとは思いませんか。昔の埴輪風に建てたのでしょうか?
この建物の左側にこんな階段がありました。興味を持ってちょっと登ってみます。
するとこんな危ない小さな山道になります。
さらに登ってゆくと果てしなく上に行きそうな気がしたのでこの辺で登るのは止めにしました。この地点は西都市まではまだまだ中間地点でこれからの道程が長いのです。
この後、道路標識に後15キロとか後8キロとか書かれているのを見ると長距離自転車旅行に慣れていない私にはとんでもない距離を走らなければならないように思えました。
きつい登り路
西都市の中心街を通って西都原古墳へ行く坂道を上ります。これはとても自転車に乗って登れるものではなく自転車を押して登りました。
右側には西都市の街並みが見えます。西都原古墳はかなり高い丘の上にあります。
登ってきた坂道を振り返ってみたところ
西都原古墳
これが西都原古墳の入り口にある石碑です。
古墳は大きな公園のようになっています。かなり広い敷地面積です。
左側に見えるのが古墳の一部。
ここで持ってきたお弁当を食べました。12月だったので枯れ葉がたくさん落ちています。
いたるところに盛り上がった古墳があります。
これは大きな古墳で中の棺を置いた場所の様子がわかるようになっています。
これは古墳群の公園の一部。この公園の中にはなんと農地もあります。農地は個人所有なのでしょうかね。でも民家らしきものはありませんでした。
西都原古墳の感想
この古墳なのですが古墳時代は1500年も前のものですよね。ここにいると何かすごくもやもやとした霊感のようなものを感じました。多分その理由はきっと私はここに埋葬されている人たちのうちの何人かの遺伝子を受け継いでいるからではないかと思いました。
古墳時代の日本の人口はとても少ないです。約60万人だったそうです。現在は1億2千万人です。ということは古墳時代の一人の人が現在の200人に増えたことになります。日本の人口は古墳時代以降外国からの流入は非常に限られています。多分1割も変動はしていないと思います。ということはこうやって埋葬されている1500年前の人たちがこの近辺に住んででいる日本人達の直接のご先祖様になるわけです。
勿論西都原古墳に埋葬されている人たちの遺伝子を一番濃く受け継いでいるのは西都市に昔から住んでいる人達です。しかし一部の人たちは地域の外に出て行って結婚したりします。ですから同じ九州内なら濃淡の差はあるにしても西都原に埋葬されている人たちから受け継いだ同じ遺伝子を持っている可能性が高いと思います。多分私の中にも西都原古墳埋葬者達の遺伝子が少なからずあるのだと思いました。
コメント
日本を楽しんだりもしているのですね^^
World Wide な生き方ですね。 すごいなぁ。
コメントありがとうございます。
ママチャリで九州一周、四国一周をしたい気分です。
でもその前に青春18きっぷで四国一周チャレンジかな。
簡単なところからだんだん難易度を上げてゆくとして、
行き着くところは歩きお遍路6週間?
実際にやるかどうかは分かりませんが、今のところ妄想です。