中部北陸旅行D3:白川郷

— きろはんの随想:中部北陸旅行 第3日目 —

今日は井原地区を散策した後、バスに乗って白川郷へ行きます。

今日の行程

南砺井波 — 白川郷 — 金沢市

井原地区散策

城端駅、乗り換え

これは城端駅。バスの乗り換えのため下車。

漫画を側面いっぱい張り付けたバスが通っていました。なんでもこの近くに地元出身が創業した有名なアニメ制作会社があるのだそうです。田舎で起こしたアニメ制作会社の話は知っていましたがそれがここだは知りませんでした。

雪落下防止瓦

この地方に来て気が付いたことは特徴のある屋根瓦です。多分雪が滑り落ちてくるのを防止するためだと思ったのですが。理由がわかりませんでした。雪は落ちた方が雪かきの必要がなくて良いように思うのです。

こちらでもみます。いたるところにあります。

その疑問を近くにいた人に聞いてみました。すると雪が落ちてくると危険なのだそうです。雪が屋根の上に積もっていても何日かすれば解けてなくなってしまいます。多少屋根の負担になってもそのまま溶かしてしまう方が良いのでこのようにしているのだそうです。この地方は多分豪雪地帯のように雪は多くないのだと思われます。青森など豪雪地帯では雪かきの動画をよく見ますが、豪雪地帯の人たちがそのことについてどう思うか聞いてみたい気がします。

民家の蔵

もう一つ気が付いたことは蔵を持っている民家が非常に多いことです。蔵というのは一家のお宝ものを保管する場所ですよね。「お金持ちになって蔵を立てる」といいますから。私は九州出身なのですが、蔵のあるお家はあまりないです。やはり江戸と大阪に近い地域は商業や産業が盛んで豊かなのかもしれません。もう一つはある程度お金を儲けたら蔵を立てるというのが根強い伝統のある地域なのかもしれません。根強い伝統があれば蔵を立てるのは小金持ちになった時に簡単に蔵を立てますが、根強い伝統が無ければいくらお金があってもわざわざ蔵を立てようとは考え付きませんですよね。既得概念の有無で次にどう行動するかの問題ですね。

田舎で大きな土地のある民家が蔵付きの家が多いようです。

白川郷

                          

このコロッケ屋さんのコロッケは最高に美味しかったです。

バスで金沢市へ

白川郷で数時間過ごした後、金沢行きのバスにのります。

窓から見える雪の景色はきれいでした。

金沢市

金沢駅に到着。バスに乗って市内を見学しました。

夕食はすしざんまいの寿司です。
金沢市内で出会ったイタリア人の女性旅行者と話がはずみ一緒に食べました。

アパホテル金沢

金沢市で泊まってのは金沢駅前のアパホテル。駅前にあるのでとても便利。また大銭湯やマッサージ施設もあり、宿泊者は無料なのです。

ついてすぐ部屋の中の引き出しや本棚をみると90年代に「新しい教科書を作る会」が問題視していたことに対する説明本が数冊置いてありました。しかも日本語と英語で。。。(笑)

でもこんな本をホテルの部屋に堂々と置いていてホテル経営は大丈夫なのかしらと心配。ホテルのラウンジに行った時客層がどんな人達か改めてチェックしたりもしました。

その本とは別にもう一冊このホテルの創業者と妻がアパホテルを作ったいきさつについての漫画本もありました。お風呂から出て部屋に帰り、漫画本一冊初めから終わりまで寝るまでに全て読んでしまいました。(笑)

アパホテルは2000年以前は全く聞いたことは無かったです。なぜ急激に伸びて来たのは背景は知りませんでしたが、漫画本を読んで新しい知識を得たので良かったです。

続き:中部北陸旅行D4:金沢

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